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「伝統食列車」

「伝統食列車」

 前々から友人に誘われていた「伝統食列車」に、先日初めて参加してきました。まず、伝統食列車についてお話しましょう。もともとは大阪発信の取り組みで「日本の伝統食を考える会」(1981年発足)といい、全国各地で日本の伝統食・食文化を守り、発展させるために活動しています。伝統食列車は、アメリカが自国の農畜産物の売り込みに日本中を走り回った「アメリカ・トレイン」(1988~89)に対抗して、「コメの輸入自由化反対!日本の農漁業と食文化を守れ」を掲げ、第1号の「伝統食列車」を出発(1992)させたことから始まります。東京連絡会は、保育園園長や栄養士など3名が中心となって1991年に立ち上げたのだそうです。活動は、学習会や料理教室などを3か月に1回、ミニ伝統食列車を年に1回じっししているとのこと。
 今回は埼玉の大宮から埼玉都市交通ニューシャトルに乗って「内宿」駅へ。そこから送迎バスにて会場となる埼玉県兼民活動総合センターに向かい、『おひまち』とよばれる伝統行事を体験しました。地元でとれた(しかも無農薬・低農薬)八つ頭などの野菜やこんにゃく、なまずなどを使って埼玉食健連や農民連、婦人会の方々と郷土食を調理し会食するというもので、今回初の試みだったようです。給食ではおなじみの「ゼリーフライ」や「こんにゃくの田楽」、「煮物」、「くわいの素揚げ」、「イガ饅頭」、「なまず」などなど、たくさんの料理が並び、皆で自己紹介しながら和気あいあいと楽しく食べました。初めて食べた「なまず」は、泥臭いのではと想像していましたがから揚げにしていたので食べやすかったです。一番感動したのは、こんにゃくでした。今まで食べてきたこんにゃくとは全く違っていて、とにかくおいしかったです。珍しいものといえば、お饅頭の上にお赤飯を乗せた「イガ饅頭」、ごはんに醤油をまぶし、紅ショウガを混ぜたおにぎりがおいしく、行事食として今も根付いていました。次の日は、くわいの生産者を訪ねました。
 日本の農業の未来の話になるといろいろ心配なことがありますが、こうやって、地場産物や伝統食を学ぶこと、生産者や地元の方々と交流することの大切さを痛感しました。「sakura」

ずらっと並んだ、伝統料理!

ずらっと並んだ、伝統料理

お祭りの日に簡単に作れて、さっぱりとした味でおいしい「祭りおにぎり」

祭りおにぎり

給食に出したこともある「ゼリーフライ」

ゼリーフライ

&deco(magenta){お赤飯とお饅頭が一つになった贅沢な一品「いがまんじゅう」
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いがまんじゅう

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