陳さん&ミクニさん
陳さん&ミクニさん
先週、前任校のK中学校に行って食育の授業の手伝いをしてきました。
K中学校では、昨年度からプロの料理人を講師として招いて食育の授業をしています。目的は「食に対する思いと仕事に対する姿勢、食を提供するプロの立場から考える食の大切さ、技術の習得だけではなく料理の楽しさ」などを知ることとなっています。
7日は、中華調理の「陳慶一氏に習う麻婆豆腐の作り方」でした。陳氏は終始ユーモアたっぷりで、「料理は楽しくて美味しくなければいけないね・・・」と言っていました。
麻婆豆腐を美味しく作るコツとして、なぜ、豆腐を茹でる時に塩を一つまみ入れたらよいのか?
(弾力感かあり、豆腐をフライパンに入れた時に煮崩れない、プリプリ感が出る)
片栗粉はしっかり火を通さなければいけないか?(後で、水に戻りにくい)などを教えていただきました。
9日は、フレンチの「ミクニシェフに習う鮭のムニエル オーロラソース」でした。ミクニシェフはジョ―クを交えながら、鮭についても説明してくれました。ほとんどの鮭は4年目になると生まれた川に戻るが3年で戻る鮭がたまにいる。それを「鮭児(けいじ)」と呼び、脂がのってとても美味しいので高値が付くとか。(普通の鮭の10倍)
ムニエルを作る時は、しっとり、カリッと作る。火が通り過ぎるとパサパサになってしまう。
鮭を焼くときは、4枚重ねにし、皮を下にして、皮がパリパリと音がするまで焼く。その後、鮭を倒して両面をさっと焼く。など初めて知りました。
生徒たちの感想を聞くと、美味しく作ることができたし、とても楽しい授業でした。今日習ったことを今度は家族に作ってあげたいです。などの発表がありました。私も懐かしい生徒や教職員の方々に会うことができて楽しい食育の日となりました。(yukita)
「麻婆豆腐の説明」
「家庭で作るあまり辛くない麻婆豆腐」
「ムニエルの師範中」
「切り身の鮭を立てて皮を焼いている」
「オーロラソースをかけて出来上がり」