『エキストラ日記NO2』
『エキストラ日記NO2』
今回は、参加した作品の記録の一端を紹介したいと思います。エキストラの醍醐味は、なんといっても、撮影現場の情感?がわかり、その雰囲気を間近に見ることができることでしょうか。それと、俳優さんに会える(目に出来る)こと。また、終わった後の楽しみは、作品を観ること。
やっぱり、自分が映っているかが一大関心事となります。それは、作品を観ないとわからないのでドキドキですが、ほとんどコンマ何秒の世界で、映っていればラッキー!見切れていればガッカリするわけです。
台本をもらっているわけではないので、参加シーンがどの辺りになるのかも、全くわかりませんから、目を皿のようにして観ます。そこまでが、エキストラとしての完結となります。
初参加作品は映画だったので、封切りまでが待ち遠しかったです。一年以上待たされた挙句、劇場では声を上げられないので、見逃さないようにじっと見つめて消化不良となります。テレビ放映が決まったら必ずビデオに撮り、再点検します。何度見ても、「あれかな?」ときちんと確認出来ない場合もあります。まだ公開されていない映画もあります。
テレビドラマ「ミスパイロット」では、主人公がパイロット研修で、外国へ旅立つ飛行機内のシーン。私は乗客役で、スチュワーデスのドリンクサービスを座席で受け取るということをやりました。
放映でのシーンでは、かろうじて頭だけが映っており、テレビ画面に「ここ、ここ、これ私!」と指差して夫に叫んでいました。
写真は、TBS月曜SPドラマ「刑事シュート」で、戸田恵子さんが講演会の会場に入って来るシーンです。顔の四分の一が映りました。
これだって、30人くらい参加していたのですが、この位置に偶然座れたのはラッキーなのです。次回は、もう少し映った時のお話をしましょう。【 sakura 】