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『ただ待つのみ・・・』

『ただ待つのみ・・・』

先日、仕事で北海道へ行ってきました。折しも台風が北上していて、かなり天候は荒れ模様でした。羽田では、「天候が悪いため、札幌に着陸できない時は、折り返し羽田に戻ることもあるのでご了解を・・」とのアナウンスに不安になりました。10分遅れの離陸ではありましたが、無事札幌に到着することができました。この後の便は欠航になったと聞きほっと胸を撫でおろし、空港で遅い昼食をとりました。

ただ待つだけ

1時40分発の札幌市内行のJRに乗るためあわてて食べ、列車のボックス席に座わり一眠り。あと20分ほどで市内に着くというタイミングで、事件が起きました。「島松」という駅に到着した時のことです。停車時間が長くなかなか出発しないのでどうしたのかと思っていたら、なんと、架線に立木が倒れて接触しているため運行ができなくなったとのこと。事故処理作業が終わるまでしばらく運航できませんと、車掌さんの説明。それから、あまり要領を得ないアナウンスがたびたびありましたが、2時間も立ち往生しました。

島松駅で待つ

それにしても日本人って、なんて辛抱強いのだろうとつくづく思いました。誰一人、大声で文句を言う人もいないし、1号車の扉を開けるとのアナウンスに、黙々と5号車から1号車に向かって動く人。2割近くの人が、駅に降り立っていきました。アナウンスは、この駅には路線バスも、代行バスもありません・・・、タクシーも少ないとマイナス発言ばかり。
もうすこし気のきいたこと言いてほしかったのですが、乗客は、失笑こそすれ2時間という時間をただ静かに待っていました。

復旧の目途が付き、前にも止まっている列車があるため、順次出発という報告がありましたが、車外に出た人に知らせてからと車掌さんが、駅の待合室へ伝令に走り、出発まで間がありました。
親切というかやりすぎというか・・・、ここでは
車内からちょっと不満が漏れました。

日本で暴動が起きる時は、よほどの時なんだろうなあと漠然と思う中、やっと列車が走りはじめ、みんな何事もなかったように窓の外を眺めている光景は平和そのものでした。

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