通信(第74号)
何を問う 伊勢湾の絵 二百十日
川面にも 笑顔こぼれる 芋煮会
先月も大きな台風が次々に日本を直撃し、浸水・倒壊、停電等をもたらし、復旧にかなりの期間がかかり、関係の方々の生活を困窮させました。
いまだ元通りの生活の戻っておられない方も多くいます。
被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。
こんにちは、おkayuです。
コラムをご覧いただきありがとうございます。
フォーラムを始め、各コーナーがお役に立てればと願っております。
今月このコラムを書くにあたって、過去の10月コラムを振り返ってみるとー(H28)今年はお彼岸を過ぎても残暑が続き、秋の訪れを感じられないまま10月を迎えました。
異常気象に加えて地球の環境変化がいよいよ深刻化しているのではと、心配になります。
日本各地で起こりはじめた地震、豪雨、土砂崩れ、これは、昔から起こっていたことなのか・・・、やはり、異常気象なのか。
日ごろの防災感覚の重要性や、危機管理を養えとばかりに、政府広報やマスコミは訴えてきていますね。
「備えあれば、憂いなし」とにもかくにも、心の準備と防災グッズ。
(H29)季節外れの大規模型台風に月曜の朝は乱れました。
学校は休校になったところもあったようですが、企業はこんなことでは、就業規則を変えるわけにはいかないとみえて、企業戦士たちは早目のご出勤で涙ぐましい対応をしていました。
-このように、ここ何年か自然災害が増えてきたように思います。
昔も台風は来ていたのですが。
日本の秋が様変わりしたようです。
異常気象の原因は何なのでしょうか。
人間の進歩が犯してきた罪を、悔い改める時がきたのかもしれません。
そんな気持ちを抱きながらも、2日間の停電に見舞われた私は、現代社会は電気無しでは立ち行かない、ということを実感しました。
矛盾していますね。
さて、朝夕の涼しさも増し、虫の声がいよいよ冴えてきました。
空気が澄みわたるこの季節は、夜空もきれいでお月様がより美しく見えますね。
「月々に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月」といふ歌を吟じたくなります。
さて今月も、二十四節気(にじゅうしせっき)、七十二候(しちじゅうにこう)の時節の紹介をしましょう。
十月の二十四節気は、
秋分(しゅうぶん)(9/23~10/7ごろ)…春分と同様に、昼夜の長さが同じになるのが秋分。
春分より気温は高めで夏らしさも残るが、秋分を境に陽は弱まり短くなっていきます。
収穫を終え虫の音を聞きながら、のんびりと空を眺め、今も昔も変わらないお月様の出を待つそんな季節です。
寒露(かんろ)(10/8~22ごろ)…「秋の日はつるべ落とし」というように日が短くなり、日の暮れもあっという間に訪れます。
秋が深まってくると、朝夕の霧が一層冷たく感じられるころ。
夜空に冴え冴えと月が輝く季節、自然の景色は豊かに色づき、「山粧う(やまよそおう)」ともよばれます。
霜降(そうこう)(10/23~11/6ごろ)…紅葉が最盛期を迎えるころ、木の実や完熟した果物に鳥たちが集まり、恵みの秋を人も生き物も享受します。
露が霜に変わると冬の足音が近づいてくるのを感じながら、十三夜の月を愉しみしばし、穏やかで幸せな季節を過ごしましょう。
二十四節気に馴染のない方も、暮らしに根付く『暦』をひも解くことによって、日々の暮らしがより豊かになることと思います。
文中にある二十四節気(秋分・寒露・霜降)をさらに3つに分けたものを、七十二候といい暦区切りの表現で、例えば寒露(かんろ)(10/8~22ごろ)は、以下のようになります。
- 「初候」鴻雁来 ― こうがん、きたる
- 「次候」菊花開 ― きくのはな、ひらく
- 「末候」蟋蟀在戸 ― きりぎりす、とにあり
*参考文献:高月美樹監修「にっぽんの七十二候」株式会社枻(えい)出版社
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おkayuメンバーが執筆した
おいしい味、見つけた!
神津島 レストラン コルドンブルー
神津島で評判のレストラン コルドンブルーに行ってきました。
シェフは京都でレストランを営んでいた方で、今は、小さなお店を御夫婦でやっています。
当日のお店のお客さんは、私達4人とギリシャ人の男性2人の計6人でした。
初めて食べる食材もあり、興味深々でいただきました。
「カンパチのカルパッチョ 赤イカのグリルワイルドルッコラのせ
いたちザメのスモーク」
柔らかい赤いかの上には少し硬めのルッコラがのっており初めての食感でした。
いたちザメは初めて頂きました。
私が今まで食べたサメの味とは違い、スモークが程よい香りを放っていました。
もちろん、旬のカンパチはほっぺたが落ちそう…