通信(第59号)
「おkayu」通信【第59号】
菖 蒲 華(あやめ、はなさく)
蓮 始 開(はす、はじめてひらく)
土 潤 溽 暑(つち、うるおうてむしあつし)
6月18日(月)AM7時58分からの大阪府北部を震源とした地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。
こんにちは、おkayuです。
今月も見ていただきありがとうございます。
今年の関東甲信越の梅雨入りは、平年より2日早い6月8日で、なんと梅雨明けは観測史上最速の29日でした。
さて、梅雨入り・梅雨明けってどのように予測するのでしょうか。
ちょっと調べてみました。
梅雨入りも梅雨明けも、各地方にある気象台が観測している結果と、1週間後までの中期予報を組み合わせながら決めていて、晴れが続いている日(初夏)から、今後数日間は天気が悪く雨模様だろうと予想(中期予報)を出し、実際に雨が降りだした日を梅雨入りとするのだそうです。
実は気象庁が公開している過去のデータにも「頃」と書かれている通り、梅雨入り・梅雨明けの日付は確定日(9月に確定し発表)ではありません。
比較的天気の良い日が続いてから、比較的雨が多く、日照時間が少ない時期に突入するまで移り変わりの時期が5日間程度あり、5日間のうちのその真ん中の日を、梅雨入り日としているようです。
梅雨明けはというと、雨が降らなくなり晴れの日が多くなり出す時期を予測して、その後実際に晴れの日が続くのが観測された日を元に決めているそうです。
サッカーワールドカップでの、予想に反した?日本の活躍はいっときの清涼感でした。
「サッカーで、南米の国(チーム)にアジアの国(チーム)が初めて勝った!」のはとても画期的なことであり、それが日本であったことはなんと誇らしい事でしょうか。
その勢いが梅雨明けをもたらしたのかも?
そんな日本が世界と肩を並べるべく、2016年からカジノを開こうと動き出していましたが、先月19日の衆院本会議にて、自民、公明両党と日本維新の会のなどの賛成多数でIR実施法案(カジノ法案)が可決されました。
最有力誘致候補地は、大阪と神奈川とか・・・。
20年のオリンピックに間に合わせたいとの声もあるそうですが、どうなることか。
果たして日本に馴染むものなのか、ギャンブル依存症の増加や治安の悪化などが心配されていますが、入場料が高い?からセレブや観光客対象だと安心する向きもあるようです。
ともあれ、ギャンブラーの射幸心を煽ることには間違いないでしょう。
さて今月も、二十四節気(にじゅうしせっき)、七十二候(しちじゅうにこう)の時節の紹介をしましょう。
7月の二十四節気は、
夏至(6/21~7/6ごろ)・・夏至は、一年で最も日が長く、夜が短くなるころ。
冬至と比べると昼の長さが約5時間も長くなります。
田植えが終わり、梅雨の真っ只中であるため恵みの雨が降り注ぎ、農家にも休息が訪れます。
夏至を過ぎると夏に向かって、暑さが増していきます。
小暑(しょうしょ)(7/7~7/22ごろ)・・長く続いた梅雨が終わりを告げると、青空が広がり太陽が照りつけ、温かい南風が吹き始めれば暑い夏の始まりです。
夏という言葉は、「熱」や「暑」「生る」などが語源という説があるほか、季節に色のイメージを当てはめた「朱夏(しゅか)」という呼び名もあります。
暑中見舞いを出すのもこの頃ですね。
大暑(たいしょ)(7/23~8/6ごろ)・・じりじりと太陽が照り付け、大地や道路にはゆらゆらと陽炎が立ち、うだるような暑さが続く頃。
昔の人々には、豊かな感性と知恵で自然の中に「涼」を見つける文化がありました。
例えば「打ち水」。
もともとは神様の通り道を清めるために行っていたのですが、江戸時代に涼を求めるための習わしとなっていったようです。
風鈴やよしず、夕方からの舟遊びなども盛んにとりいれられたほか、土用のうなぎといった夏の食養生も今に続いているほどです。
二十四節気に馴染のない方も手紙を書く時に、時候の挨拶をひも解くことがあると思います。
「立夏」など五月の中頃にあり、私たちは暦の上では…と前置きして使います。
なんでこんな時期にと不思議に思いますが、ひとつ前の季節の最盛期を意味し、この日を境に次の季節に向かう分岐点と理解すると、納得されるのではないでしょうか。
事項暦を見る愉しみが増えることを願っています。
二十四節気をさらに3つに分けた七十二候の暦区切りの表現を、「初候」「次候」「末候」といい、例えば、小暑(しょうしょ)(7/7~7/22ごろ)は、以下のようになります。
- 「初候」温風至―あつかぜ、いたる
- 「次候」蓮始開―はす、はじめてひらく
- 「末候」麦秋至―たか、すなわちわざをならう
表題に挙げたものは、二十四節気『夏至』『小暑』『大暑』のそれぞれの中から選んだものです。
「菖 蒲 華(あやめ、はなさく)」は『夏至』の「次候」。
アヤメは、梅雨の到来を告げる花です。
カキツバタやショウブはアヤメに似た花で、なかなかは見分けるのは大変ですね。
アヤメは、花びらに網目模様があるのがポイント。
「蓮 始 開(はす、はじめてひらく)」ハスの花は幾重も花びらを開き、水面からスーッと伸びた様子は幻想的であり、夜明けとともにゆっくりとつぼみを開くのも神秘的。
「土 潤 溽 暑(つち、うるおうてむしあつし)」熱気を帯び蒸し暑さが増す頃草木は太陽の光をいっぱい浴び、エネルギーを蓄えたように、緑濃く映えてきます。
*参考文献:高月美樹監修「にっぽんの七十二候」株式会社枻(えい)出版社
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おいしい味、見つけた!
ベトナム料理「バインセオ サイゴン 新宿」
女子会でベトナム料理を食べに行きました。
ベトナムは4年ほど前に旅行で行ったことがあり、とても懐かしかったです。
新宿にあるバインセオサイゴンはJR新宿駅の東口や南口から3分ぐらいの所にあり若者が多く来店していました。
「生春巻き・揚げ春巻き・蒸春巻き」
3種の春巻きです。
蒸春巻きは初めていただきました。
中は豚ひき肉と木耳が入っていて、モチモチした食感が新鮮でした。
生春巻きは追加で注文して思う存分堪能しました。