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知恵袋(17号)

砂糖抜きのドレッシングを作る

なぜ砂糖を使わないドレッシングを作ろうと考えたかというと、市販のノンオイルドレッシングの中身(原材料)を調べたところ下記のように、ほとんどの製品に砂糖や糖類・添加物が含まれていたからです。

これについては、第12回で「砂糖の魔力から逃れるため」について、第13回で「砂糖の依存症」などについてを取り上げ、砂糖が人間の体に及ぼす悪影響をお伝えしてきたとおりです。

ノンオイルドレッシング「青じそ」(理研のHPより)
しょうゆ、醸造酢、糖類(果糖ぶどう糖液糖、水あめ、砂糖)、酒精、たん白加水分解物、ほたてエキス、梅肉、調味料(アミノ酸等)、食塩、りんご、レモン果汁、酸味料、かつお節エキス、香料、増粘多糖類、青じそ、オニオンエキス、しそ水、香辛料抽出物、しそエキス、甘味料(スクラロース)、(原材料の一部に小麦、鶏、豚を含む)

1本のサラダドレッシングに、実にいろいろな材料が使われているのに感心?してしまいました。
サラダにかけるドレッシングは砂糖抜き、添加物のないものを探したのですが、ありませんでした。
そこで、作ろうと思ったのです。
甘味は、「はちみつ・メープルシロップ・黒砂糖・アガベ・甜菜(てんさい)糖・きび砂糖・トリハロロース・希少糖」などの砂糖に変わる食品で作ろうとも思ったのですが今回は思い切って砂糖抜きで考えました。

1日に2回はサラダを食べるので飽きのこないドレッシングを作りたかったのも理由にあげられます。
我が家の手作りドレッシングを紹介しましょう。

  • 1.玉ねぎのフレンチドレッシング

これはあるホテルで朝食に出されたドレッシングが美味しかったので、材料を聞いたところチーフからメモを頂きました。メモには「玉ねぎ、にんにく少々、オリーブ油、酢、塩」と書かれていました。
早速家で材料をミキサーに入れ1分撹拌。できたてをサラダにかけるので新鮮で美味しいです。

  • 2.しょうゆドレッシング

TVの料理番組で教えてもらいました。今ではこのドレッシングが主流です。
薄口醤油1:昆布酢1:オリーブ油2(又は1)を百金のドレッシングポットに入れて混ぜるだけ。
昆布酢は米酢1Lに、だし用昆布80gを一晩漬けて昆布だけ取り除いたもの。
酢の味がまろやかになっていろいろな料理に使えます。
もちろん寿司酢にも使っています。

  • 3.ドレッシングをかけないサラダの食べ方もしています
    • ①.サラダの上に凍らしたレモンをすりおろす。(適量)
    • ②.同じく凍らした柚子をすりおろす。
    • ③.粉かつおをかける・・・・などなど。
    • ④.豆板醤マヨ(豆板醤1:マヨネーズ3)
      • レモンや柚子は、冷凍することによって長期保存できます。冷凍したまますりおろしも可能です。
      • オリーブ油の特徴(欠点?)として10℃以下になると固まってしまいます。
        冬は冷蔵庫に入れなくても良いのですが、夏は温野菜を作るときにふたの上に置くとか、レンジで少し温めています。

参考までに食品添加物では具体的にどんな砂糖に変わる甘味料があるのでしょうか。
詳しくは、「食品衛生の窓・東京都の食品安全情報サイト」に掲載されています。

[check]その前に食品添加物の定義を確認

農林水産省のHPで掲載されている「食品添加物って?」

食品衛生法では、次のように定義されています。

「食品の製造の過程や食品の加工、保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するもの」

ただし、食品を食品添加物と同じ目的で使っても、その食品は食品添加物とみなされません。例えば、酢や砂糖、塩、しょうゆなどを食品の調理に使っても食品添加物と分類されません。

また、同じ物質でも、自然に含まれているものか、加えられたものかで食品添加物とみなされるかどうか異なります。
例えば、お酢が酸っぱいのは「酢酸」という成分が含まれているからです。この酢酸はお酢をつくるときにできるものなので、食品添加物ではありません。でも、もしお酢ではなく、酢酸を酸味づけのために食品に加えると、酢酸は食品添加物に分類されます。

  • ①.アスパルテーム

アスパラギン酸とフェニルアラニンという2種類のアミノ酸が結合してできたもので、甘さは砂糖の約200倍。
製品ではパルスイートが有名ですね。
ファミレスなどにも砂糖のカロリー1/10として置いてあります。
使用対象食品:ダイエット食品、清涼飲料水、菓子など

  • ②.スクラロース

スクラロース (sucralose) はスクロース(ショ糖)の約600倍の甘味を持つ甘味料。
㈱浅田飴の調味料である「シュガーカット (甘味料)」は有名ですね。
関連商品にカロリー100%カット版「シュガーカットゼロ」、「シュガーカットゼロ顆粒」、カロリー60%カットの「Dietオリゴ」など。
使用対象食品:清涼飲料水やアイスクリームなど

  • ③.キシリトール

樹木などから抽出したキシランを加水分解して得られたキシロースに水素添加して作られます。
甘さやカロリーとも、ショ糖と同程度。
使用対象食品:チューインガム、キャンデー、ジャム、焼き菓子など

  • ④.ステビア(ステビア抽出物、ステビア末、ステビオサイド、レバウディオサイド)

南米原産のキク科ステビアの葉を粉砕又は水で抽出したもので、さらにそれを精製したものがステビオサイドまたはレバウディオサイドです。甘味は砂糖に近く、甘さは砂糖の約250~350倍。
使用対象食品:ダイエット食品、清涼飲料水、菓子など

  • ⑤.サッカリン、サッカリンナトリウム

甘さは砂糖の500倍。
極めて強い甘味が特徴。
使用対象食品:漬物、粉末清涼飲料、魚介加工品、しょう油、つくだ煮、煮豆、ビン詰、缶詰など

  • ⑥.アセスルファムカリウム

酢酸由来のジケテンを原料として製造されています。
甘さは砂糖の約200倍。
使用対象食品:砂糖代替食品、菓子、清涼飲料水、漬物、つくだ煮など

  • ⑦.カンゾウ抽出物(カンゾウエキス、グリチルリチン、リコリス抽出物)

マメ科カンゾウや同属植物の根や根茎を粉砕又は水で抽出したものをさらに精製したものがグリチルリチンです。甘さは砂糖の約200倍。
使用対象食品:しょう油、みそ、漬物、つくだ煮、清涼飲料水、魚肉ねり製品、氷菓、乳製品など

  • ⑧.D-ソルビトール(ソルビトール、ソルビット)

ブドウ糖を還元して作られます。甘さは砂糖の約60%。
使用対象食品:保湿性や安定性などの特性を持つため、煮豆、つくだ煮、生菓子、冷凍すり身など

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