Welcome to おkayu official website!

塾(第1回)

野菜ジュース

第1回目はフォーラムで“野菜ジュース”の質問がありましたので少し掘り下げてみたいと
思います。

以下は、コラム「糖尿病を克服したダイエットの達人」の第5回に書いたものです。
野菜をジュースにして飲むメリット、デメリットを考えてみたいと思います。

  • <野菜ジュースのメリット>
    • ①.液体で持ち運びがしやすく、手軽に飲むことができる
    • ②.野菜をジュースにすることで、様々な野菜を一度に摂取できる
    • ③.生野菜特有の青臭さや味もジュースになることで飲みやすくなる
    • ④.トマトに含まれるリコピンはジュースにすることで、吸収率が高くなる
  • <野菜ジュースのデメリット>
    • ①.ジュースを製造する過程で加熱処理するため「ビタミンC」が生野菜より減少する
    • ②.野菜ジュースの製造する過程で「食物繊維」が減少する。
    • ③.野菜ジュースで使われる野菜の種類には限りがある
    • ④.咀嚼が大幅に少なくなる

生野菜を食べるメリットは?

一方で、生野菜をそのまま食べるメリットは、食物繊維やビタミンCも生野菜のほうが
よく摂取できます。
野菜ジュースにできる材料はある程度決まっていますが生野菜は200種以上あるので、
食事でいろいろな野菜を摂取することは、野菜ジュースでは摂取できない栄養素を
摂取することができます。
でも野菜の摂取量の目安は1日350gで、1食120g摂取するのは、生野菜なら
両手いっぱいに乗るくらい。
火を通した温野菜なら片手いっぱいに乗るくらいが目安になります。
それを3食とも実施できる人は限られてしまいます。
外食で野菜があまり食べられないような場合は野菜ジュースも合わせて利用すると
よいと思います。
ここまでが第5回に書いた内容です。

野菜ジュースの原料の野菜は国外で作られ、収穫後煮詰めて濃縮しケチャップ状にして
国内に入ってきます。
国内の工場に運ばれ、水で戻して使われますが加熱殺菌された時にビタミンCや酵素は
壊れてしまいます。
今回16種類の野菜ジュースの栄養価一覧を作成しました。
メーカーのHPから丹念に拾い上げ作成したものです。
栄養素の表記は四訂成分表の名称だったり五訂成分表や五訂補成分表のものだったりしましたが、
一覧表にしてみました。
同じメーカーでも商品によって栄養素の表記が違ったりしています。
栄養成分にビタミンCが含まれている商品がありますが、それは栄養強化と変色防止のために
クエン酸などが後から添加されたと考えられます。
PDFでダウンロードできますが使用するときは、自己責任でお願いします。
ダウンロードは「
これも参考なのですが、野菜類のビタミンC、脂質、食物繊維を多い順にそれぞれベスト10を
抽出してみました。
但し、つくしと乾物(切り干し大根等)は除きました。ビタミンCについては
パプリカ(赤)、(橙)、(黄)を除きました。

ビタミンC
No食品名Vit c
1トマピー(生)200
2赤ピーマン170
3めキャベツ160
4橙ピーマン150
5黄ピーマン150
6かき菜130
7なばな130
8ブロッコリー120
9レモングラス(生)120
10ローズマリー(生)120
脂質
No食品名脂質
1らっかせい(生)24.2
2えだ豆6.2
3とんぶり(ゆで)3.5
4とうがらし(果実生)3.4
5とうもろこし(ゆで)1.7
6とうもろこし(生)1.7
7だいずもやし1.5
8にんにく(生)1.3
9ゆかり0.9
10レモングラス(生)0.7


食物繊維
No食品名食物繊維
1らっきょう21
2からしな(葉、生)11.8
3エシャロット11.4
4とうがらし(果実・生)10.3
5しその実8.9
6アーティチョーク(生)8.7
7ホースラディシュ8.2
8よもぎ(ゆで)7.8
9エストラゴン7.8
10よもぎ7.8

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional