ぐりーんおにおん さんへ
返事が遅くなってしまい申し訳ありません。塩分量を減らす一つの方策として、汁物の水分量を見直すというのは
よい考えですね。
私が今まで給食に出していたスープの水分量をお教えしましょう。参考になれば幸いです。
昔は、スープもおかずの一つとして出すことが多かったです。その頃の水分量は多めだったと記憶しています。
食器も2食器しか使えなかったりしたので、お盆の上にパン、小食器にサラダ、お皿にシチューとかスープとかを
出していました。その頃は、水分量140~165 でした。(肉団子スープ・ワンタンは、150でした)
3食器が使えるようになり、米飯も増えてくると汁物を毎回出すようになりました。
洋風・和風とも水分量は、120~145 くらいです。
水分量は、具の量や種類によっても変わってきますし、児童生徒の嗜好によっても変えていました。
例をあげると、
「豚汁」 水135g 具112g(肉10、いも35、豆腐18、野菜等50)
「かきたま汁」 水130g 具 83g(肉5、卵20、野菜等58)でんぷん1~2
「わかめともやしの味噌汁」 水120g 具 25g(生わかめ5、野菜20)
「なすの味噌汁」 水130g 具30g
「すまし汁」 水120~140 具50~
「白菜スープ」 水130g 具80g(ベーコン5、豆腐20、野菜等55)でんぷん2
「コーンスープ」 水分量 120g(水55、牛乳55、生クリーム10)
具 115g(肉20、コーン40、野菜55)
以上、主だったものをあげてみました。
*具は、かさのあるものないものがあるので、それによっても水分量は変わってきます。
全体量があまり少なすぎると、配り方で足りなくなったりするので気をつけたいところです。
*水分量を変えていくことが決まったら、担任への周知をお忘れなく。よく食べてくれたクラスなどは
ブーイングがあるので…(笑) なぜ減らしたかをきちんと知らせることは、栄養士としての存在を
PRすることにもなるし、食育の一つになると思います。
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