ラーメンについて経験を書きます。
ラーメンは子供たちには大人気のメニューでしたね。
「給食にラーメンを出して~」と子供たちがよく話しかけてきました。「麺が伸びるよ!」と答えるのですが、「伸びてもいいからだして~」とよく言ってきました。
給食で作る時は、スープは鶏ガラと豚骨でコトコト煮て、だしをとって作るのですが醤油味より、みそ味の方がどういうわけか?味が決まりやすく、美味しく出来上がりました。
醤油ラーメンやわかめラーメン(塩)もやってみましたが納得できる味には今一つでした。
小学校勤務中は、中華麺は伸びてしまうので、生ちゃんぽん麺(太麺)を使用し、硬めに茹でていました。別釜ではスープを作り、茹で上がった麺をスープの釜に入れてよくかき混ぜてから配缶しました。食缶は1クラス大食缶2個使用し、麺が伸びるのでいつのも献立よりギリギリに出していました。
教室では、「今日の給食はラーメンだよ」と言っていつもよりは手早く準備し、給食を待っています。給食が届き、給食当番が丼に配食しているとだんだんと麺が伸びてスープが少なくなくなっていきます。
その頃を見計らい、教室を回り「スープはいりませんか?」とスープ配りします。ほとんどのクラスで「スープちょうだい!」と言って、スープのお代わりをしていたことを思い出します。子供たちはうれしくて、ニコニコしていましたね。
その後、中学校に異動してからは、食缶が余分になかったこともあり、麺は冷凍ラーメンを使用しました。冷凍ラーメンは少し硬めに茹でて(約6分)その後、麺を一人分ずつ玉どり(教室で配食しやすいように一人分ずつ丸める。出来上がりの麺は一人約220g)して、フライバットに並べるようにしました。スープは熱々を別の食缶に入れて出します。
給食がクラスに届いたら、給食当番が丼に麺を入れて、その上からスープを注ぐように配食するようにしていました。気を付けたことはスープを熱々で配缶することでした。
みそラーメンが人気なのは味が決まりやすいからではないでしょうか。
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