いよいよ給食が始まりますね。ご心配のことと思います。
はじめての調理委託、さぞ戸惑われていることでしょう。
前任者との引継ぎで、ある程度のことはご理解できたと思われますが、少しでもお役にたてればと、気の付いたことを書き留めてみます。
順不同
委託チーフとの確認事項
1、給食・調理管理、衛生管理等の諸表の記入の確認。誰が行うか、どの程度の記入が必要かなど。
2、献立表(日報)・手配書の指示の確認。
切り方、煮る順番等の記入は必要かなど。
3、献立打ち合わせの回数及び時間の確認決定。
(例:献立打ち合わせ月1回、調理打ち合わせ毎朝8:45、在庫確認、明日のポイント伝達15:00)
4、給食室での伝達方法の確認。口頭でもよいか、すべて指示書?
また、伝達事項はチーフのみ?社員ならOK?パートさんへは?など。
5、栄養士味見(OK指示)の時間、校長検食の運搬等の確認。
その他
*調理室での調理・衛生管理は、当初チェックする意味でも直接現場に出向くほうがよいと思います。
体制(指示系統ほか)や調理技術の程度、作業導線、チーフの力量等を把握できます。
あれば改善点も明確化されます。
*当日の反省はどのような形でするかを考えておくとよいでしょう。(チーフとの打ち合わせ時に行うとか。)
委託であろうとなかろうと、自分の献立を作ってくれる調理師さんを信頼できるよう良好な人間関係を築く努力をすることと、どんな場合も入念な打ち合わせをすることが基本となります。調理師さんが不安に思うことのないようにすること、気づいたことはすぐ伝えること。
伝え方にはいろいろな方法があると思いますが、的確に伝えることが大切です。また、児童生徒の声を届けるなど、仕事に誇りと張り合いが 持てるような働きかけをすることも必要ではないかと思います。自校と委託、システムの違いは大きいですが作っているのは人間です、そこのところは同じなわけですから、言葉を尽くせば伝わります。給食の目的と自分の給食への思いを伝えて、目指す方向を説いていけば自ずと道は開けると 思っています。あせらず怠らず、頑張ってみてください。応援しています。
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