sakuraさんよりメールで
東京では、冷凍食品使用はほとんどしません。というより、手作り重視なので「冷凍なんてありえない!」という土壌?なのです。
それには理由があって、昭和50年代後半に「手作り給食闘争(調理師さんとの戦いでもあった)」を経て、やっとカレー、シチューも「ルーから手作り」が定着してきたという経緯があるからです。もちろん、東京はほとんどが自校方式で、調理員定数も国基準より1名ほど多いので、地方の学校より作業量も楽ではあるのですが。
デザートのゼリーやプリンも手作り、時にはパンだって作ってしまうところもあります。
私も同じような考えでしたが、最近は衛生面など安全安心第一という流れになってきましたし、アレルギー対応も煩雑になってきましたので、作業効率をあげることや作業の簡素化・明瞭化が重要となってきています。それに対応するには、冷凍食品の活用が有効と考えるようになりました。
20年前には、オムライスを作るために「冷凍薄焼き卵」を使用したという同僚に納得いかないと口論したことを思い出します。
発想を変えることも必要な時代になってきていると感じています。
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