高家(たかべ)神社の包丁式
2016.10.19
カテゴリ:ブログ
高家(たかべ)神社の包丁式
母校の同窓会千葉支部の総会が、17日にありました。私は入会したばかりなので初参加でした。今回ははじめての宿泊を伴う見学会との抱き合わせとのことで、初対面の方が多く緊張しましたが、楽しいひとときを過ごすことができました。
見学会のメインは「包丁式」です。京都や各地の神社などで行われている由緒正しき行事で、ここ千葉では、5月、10月17日、11月23日の三回おこなわれるそうです。式の流れは、次のようなだんどりでおこなわれました。メインの調理8までの準備1から7までも、それぞれ師範が素晴らしい所作でおこない、本調理に繋げます。
1、見届け人の紹介
2、お祓い
3、まな板覆いはずし?
4、まな板お清め 塩
5、まな板お清め 酒
6、食材誂え
7、包丁誂え
8、包丁の儀
9、膳始末
刀のような包丁と箸で、一切手は触れず、華麗に舞うように鯛をさばいていく様子に、会場が息をのみ見入っていました。正に、一刀のもとに骨までも切り落としていくさまは、調理とは一線を画していました。
式に用いられる食材は、三鳥五魚といわれ、雉、鴨、鯛、鯉などが使われるそうです。「sakura」