権力は恐い！ 原発再稼働差止めの裁判長が左遷
2015.04.24
カテゴリ：時事
権力は恐い！ 原発再稼働差止めの裁判長が左遷
４月１４日高浜原発再稼働の差し止め仮処分を決定した裁判。私は「歴史に残る」決断を下した樋口裁判長を凄いと思いました。裁判の中で「人の生存そのものに関わる権利と、電気代の高い低いの問題を並べて論じるべきでない」「豊な国土とそこに国民が生活していることが国富であり、これを取り戻せなくなることが国富の喪失だ」と人権を尊重した判決でした。その裁判長が４月１日付けで、福井地方裁判所から名古屋家裁に異動されていました。事実上の左遷です。高裁、最高裁で争われていきますが、おそらく原発再稼働の差し止め仮処分は差し戻しか、真逆の判決に変わると思います。
福島第一原発の事故で、いまだに２０万人以上の人が避難を余儀なくされている現状を考えると、この判決が覆されないように祈ってしまいます。
コメント
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司法は、国のしもべ・・・？？？
ずっと昔、司法試験にチャレンジしている友人がいました。その人曰く、裁判官も
国の言いなりだから、選挙の時同時に行われる裁判官の審判？では、すべて「×」と書くのがいいと言っていました。私は、それからずっとその裁判官がどんな裁判でどのような判定を下していようと、すべて「×」にしています。
原発再稼働差し止め、ぬか喜びにならないように祈るのみ。
