通信(第83号)
「梅雨明けと コロナ明けなれば 嬉し顔」
「旅思案 カレンダ広げ ラムネ飲む」
こんにちは、おkayuです。
アクセスしていただきありがとうございます。
昨月半ばに都道府県移動自粛が解除され、明るい兆しが見えたかに思いましたが、東京の感染者がまた増えてきて心配は尽きません。
季節は夏を迎えますので、コロナも鳴りを潜めてくれそうではありますが、秋風が吹くころまでにはワクチンが行き届いてくれますようにと願うばかりです。
先日、朝の情報番組で段ボール会社の社長さんが試行を繰り返し作ったという、感染防止対策パーテーションを我が子の小学校に寄贈したというニュースをみました。
一人一人の児童机前方3面を囲むように置くタイプのもので、顔部分の大きい範囲にアクリル(フィルム?)を施してあり児童はマスクを外し発言したり隣の子と話ができるのがうれしいと話していました。
全校分を1~2か月かけて作成したとのことで、評判を聞き問い合わせが多く寄せられているそうです。
「人間は考える葦である」このことばどおり、このような状況下でも人間は創意工夫をやめてはいません。
最近、仕事の関係で改めて「ノロウィルス」のDVDみましたが、見れば見るほどコロナと似ているなと思いました。
O157、鳥インフルエンザ、BSE、ノロウィルス。
これらが登場するたび、給食現場はその対応に追われてきましたが、何とか切り抜けてきています。
コロナに関しては、まだ飲食に関しての具体的な対応や取り組みなどについては多くが明らかになっていません。
正体が未だはっきりしていないせいかもしれません。
とはいえ、学校再開に際し文部科学省も対応マニュアル「学校の新しい生活様式」を通達しています。
その学校における新型コロナウイルス感染症 に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~(2020.6.16 Ver.2)によると、給食については、次のように示されています。
第3章 具体的な活動場面ごとの感染症予防対策について
- 3.給食
学校給食は、児童生徒の健やかな育ちを支える重要な機能である一方、感染のリスクが高い活動でもあります。レベル3の地域にあっても、臨時休業期間中に工夫を凝らして取り組んでいる地方自治体の例12などを参考に、学校給食施設や、栄養教諭、調理員等の人的資源を最大限活用することなどに より、いかに児童生徒の適切な栄養摂取や食生活を支援できるかということ について、感染リスクにも配慮しつつ積極的に検討することが望まれます。 学校給食を実施するに当たっては、「学校給食衛生管理基準」に基づいた調理作業や配食等を行うよう改めて徹底してください。給食の配食を行う児童生徒及び教職員は、下痢、発熱、腹痛、嘔吐等の症状の有無、衛生的な服装をしているか、手指は確実に洗浄したか等、給食当番活動が可能であるかを毎日点検し、適切でないと認められる場合は給食当番を代えるなどの対応をとります。 また、児童生徒等全員の食事の前後の手洗いを徹底してください。会食に当たっては、飛沫を飛ばさないよう、例えば、机を向かい合わせにしない、 または会話を控えるなどの対応が必要です。
- 【レベル3地域】
通常の提供方法による学校給食の実施は原則として困難ですが、適切な栄養摂取ができるよう、配膳の過程を省略できる品数の少ない献立(例えば、主菜と具沢山の汁物等)を提供することや、給食調理場において弁当容器等に盛り付けて提供することなどの工夫が考えられます。それらが困難な場合には、少なくとも配膳を伴わない簡易な給食(パン、牛乳等)を提供することも考えられます。 また、持ち帰りや配布を含めた食事支援の工夫について、保護者の希望や同意及び地域の実情を踏まえ検討してください。
- 【レベル2地域】
通常の学校給食の提供方法に徐々に戻していくとともに、地域で感染者が確認された場合には、警戒度合を上げ、レベル3の対応に戻すなど柔軟に対応してください。
- 【レベル1地域】
衛生管理を徹底した上で、通常の学校給食の提供方法を開始します。
例12 別添資料5「臨時休業に伴い学校に登校できない児童生徒の食に関する指導等について」(令和2年5月13日事務連絡)
※学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~(2020.6.16 Ver.2)は、【こちら】からダウンロードできます。
学校に限らず新しい生活様式を取り入れ、コロナに打ち勝っていきたいものです。
さて今月も日本各地の食品や料理について書いています。
懐かしい味、知らなかった料理に巡り合えますように。
『きょうも、旬の味!ふるさとごはんに舌鼓!』
京都「夏は、川床でガラス鉢の鱧をいただく」
京都の夏は暑いです。
エアコンなんてない昔は、涼を求めて人々は家具を籐製のものにしたり、簾や風鈴をしつらえたり、また打ち水をしたりして工夫してきました。
昼寝というのも、一つの対暑法だったのかもしれませんね。
さて、すっかり古い言葉になってしまいましたが「暑気払い」というのがありますね。
真っ先に浮かぶのが、土用のウナギでしょうか。
でも待ってください、京都の夏は祇園祭と鱧(はも)なのです。
鱧もウナギ目ですからね。
魚の捌きといっても鱧は、その骨切りが難題。
その場に居合わせたことがありますが、ザクザクザクという音とともに、目に映った包丁さばきはなかなか粋なものでした。
慣れない人がやるとケガをするとも言われていますが、細やかな気遣いがあって、繊細な仕上がりになるのです。
骨切りしてさっと湯振ると、皮が縮んで身がぱっと満開の花のように開いて、いわゆるはぜた状態になります。
これをこんもりと、切子のガラス鉢などに盛り付けるわけです。
味の決め手は、今年の旬の梅肉と梅酢。
梅雨前に漬け込んだ梅の酢が上がり、赤紫蘇に漬け替えてその月の半ばには出来上がり、きゅうりの桂剥きを繊に切ったつまと共に、前述のガラス鉢に収まるという寸法。
梅肉は裏ごしして合わせるのがきまり。
はぜた純白の鱧に赤い梅肉酢のコントラストがなんとも美しく、下に敷いた細かなかき氷が暑気払いに一役買ってくれます。
もちろんお店は、鴨川辺りのお茶屋さんの納涼床(のうりょうゆか)がいいでしょう。
貴船や高雄の川床(かわどこ)も捨てがたいですが。
昼間っから純米吟醸の冷や酒でもと断りを入れ「真澄」を注文する友と、川のせせらぎを聞きながら、純粋に爽快に澄み切った空間を過ごせる喜び。
いつから鱧なんて食べるようになったのか、若い頃はその美味しさに気づきもしなかったのに。
今月も、スタッフルームのブログ発信をしてまいります。
どうぞ、ご覧いただきコメントをお寄せいただけると嬉しいです。
こんなことが知りたい、聞きたいなど、会員の有無にかかわらず、フォーラムへご質問をお寄せください。
また、その質問にいろいろな方から回答をお寄せいただけると、コーナーが活発になりますし、違った考えに「目からうろこ」となることもあると思います。
ご意見ご希望・感想も受け付けています。
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おいしい味、見つけた!
「旬彩和ダイニング 朝倉」
東急線都立大学駅、徒歩1~2分と近くにある「朝倉」にランチに行ってきました。
ジャズが流れるシックな店内は、ゆったりと落ち着いた雰囲気でした。客層はどちらかと言えば年齢層が高く、女性1人でも立ち寄る方も多いそうです。
ランチは、お昼のコースにしました。
結構ボリュームがありお腹一杯になりました。
ご飯・赤だし・刺身(ひらめ、ホタテ、マグロ)、鯛のあらと野菜の炊き合わせ、タラの肝の寄席豆腐、漬物、メロンです。
鯛のあらに脂がのっており、あとを引く美味しさで、シャルドネ(白ワイン)がすすみました。
焼き物は、甘鯛です。
身がしまり甘くて美味しかった。
天ぷらは、イカやキス、えび、ナス
ししとうなどがカリッと揚がり、熱々で
食べ応えがありました。