通信(第80号)
「いにしえの あけぼのそうとは 桜かな」
「部屋花見 コロナ憎しと 盛り上がる」
こんにちは、おkayuです。
アクセスしていただきありがとうございます。
新学期スタート!といいたいところですが、新型コロナウイルス関連で学校どうなる?給食は?と先行きが不透明な分、不安材料が多く、気持ちは晴れませんね。
現場の皆様にとっては、気持ちが晴れないなんて生易しいことではなく、具体的な対応が定まらないのですから、悶々とされていることと思います。
こんな時、一国の長(総理大臣)をはじめ各企業・団体・自治体など、トップのリーダーシップが問われますね。
ほぼ初めての事なのですべて結果論にはなりますが、その判断が収束の時期に関わって来る事でしょう。
ちょっと不謹慎かもしれないのですが、各国の感染者数や亡くなった方の人数発表をニュースで見ても、何かしら現実味がなく実感がわいてこないのは何故なんだろうと不思議に思います。
その一方で、歴史をたどると「自然淘汰」という言葉が浮かび上がって来る感覚を拭いきれないのも事実です。
もちろん、個人的見解であることは言うまでもありません。
ここでいろいろ予測するのは控えますが、願いは、一刻も早い終息とすべての対応・治療法等の解決です。
オリンピックが延期になったこともあり、経済的な影響も心配されていますが、私たちの税金が正しく使われることを願っています。
防衛(軍事?)費を削ればいいのですよね。
さて、気分を変えましょう。
お花見気分ではないかもしれませんが、いにしえの頃から愛された「桜(さくら)」。
その証拠に、呼び名・別名がいろいろあるのを御存知ですか。
1.挿頭草(かざしぐさ)
2.曙草(あけぼのそう)
3.花王
4.吉野草
5.たむけ花
6.徒名草(あだなぐさ)
7.夢見草(ゆめみぐさ)
桜の別名、異称ともいわれますが、七つもあるのです。
この中から、二つばかり異称となった理由をご紹介しましょう。
- 1.挿頭草(かざしぐさ)
優雅で有閑な宮人(宮中に使える人)の暮らしぶりを詠った和歌がその名の由来だそうです。
挿頭とは髪や冠に挿した草花のこと。
『ももしきの 大宮人は いとまあれや 桜かざして けふもくらしつ』
要約すると、「大宮人(ここでは女官の事)は暇があるのかしら、今日も桜を髪に挿して一日中遊び暮らしている」満開の桜の下で戯れる数百年前の宮人たちの、のどかな様子が目に浮かびますね。コロナがなければ、現代の平民もそうしたものを…。
- 2.徒名草(あだなぐさ)
「徒(あだ)」とは、儚くもろい様を表わすことばで、桜の散り急ぐ様子の儚さから、こう名付けられたとか。
また、似たよび方で「徒桜(あだざくら)」というのもあり、これは、親鸞聖人の詠んだ歌が由来だそうです。
『明日ありと 思う心の徒桜 夜半に嵐の吹かぬものかは』要約すると、「明日見ようと思っていた桜が、夜のうちに嵐で散ってしまうかもしれないように、世の中はどうなるかわからない」という、世の中や人生の無常さを説いたものだそうです。
なんですか令和の春、コロナに脅かされている今が彷彿されているようで、身につまされますね。
今月も、スタッフルームのブログ発信をしてまいります。
どうぞ、ご覧いただきコメントをお寄せいただけると嬉しいです。
こんなことが知りたい、聞きたいなど、会員の有無にかかわらず、フォーラムへご質問をお寄せください。
また、その質問にいろいろな方から回答をお寄せいただけると、コーナーが活発になりますし、違った考えに「目からうろこ」となることもあると思います。
ご意見ご希望・感想も受け付けています。
直接フォーラムに質問したり回答するのが気後れするという方は、「おkayu」事務局を通して行うことも出来ます。
メニュー画面(左側・縦)にある「お問い合わせ」をクリックして送っていただく事もできますので、是非ご活用下さい。
連絡先を忘れずに明記をお願いします。
< 笑顔送信 >
おいしい味、見つけた!
スペイン料理
一週間スペインを旅行してきました。
スペインと言えば、パエリアやスパニッシュオムレツ、アヒージョなどを思い出しますが、
初めて食べた料理もあり、紹介します。
「ピンチョス」
バルセロナに着いた最初の食事(昼食)はピンチョス専門店に入りました。
50種類ぐらいありました。
フランスパンにシーフードやイベリコ豚のハム、チーズなどを乗せたものを注文しました。
うま味がたっぷりのっており、ビールも美味しかったです。
「ソバ・デ・アホ」
温かいニンニクスープです。
世界遺産のタラナゴで頂きました。
悪魔の橋の異名をもつ「ラス・ファレラス水道橋」の近くです。
スープはコクがあり、カットしたバケットが入っており、お麩と間違えてしまうほど食感が似ていました。