通信(第69号)
青東風に 令和の初空 鯉泳ぐ
みどり香る 新茶飲み干し 午後仕事
こんにちは、おkayuです。
アクセスしていただきありがとうございます。
新元号「令和」がスタートしましたね。昭和生まれの私は、昭和・平成・令和と三時代を生きることになりました。
「明治・大正・昭和を生き抜いた…」というフレーズにあこがれていた、私の念願が叶ったという思いです。
令和のゴールデンウィークは10連休。
10連休というけれど、学校もそうなの?とちょっと心配になりました。
これまでも、世間で5連休だの6連休だのと騒いでいても、学校は4月30日、5月1日、2日は平日で授業があり、取り残された感がありました。
今年は学校も10連休なの?調べてみました。
ご存知の通り、5月1日は新天皇即位の日で今年1年限り祝日となりました。
そのことによって、祝日法で定められた「前後を祝日に挟まれた日を休日とする」により4月30日と5月2日が休日となったわけです。
ご存知でしたよね。
今更ですが、あらためて「祝日法」を調べてみました。
国民の祝日に関する法律(通称―祝日法)
第1条で「国民の祝日」(祝日)とは、「自由と平和を求めてやまない日本国民が、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日である。」と定義している。
第二条 祝日の定義が記述
すべての祝日について定義があります。
ここではいくつか紹介します。
- 憲法記念日:5月3日 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
- みどりの日:5月4日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。(制定時は昭和天皇の誕生日だった4月29日)
- こどもの日:5月5日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
- 海の日:7月の第3月曜日 海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。(制定時は7月20日、2020年は東京オリンピックの開会式の前日に当たる7月23日に変更)
- 体育の日:10月の第2月曜日 スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。(制定時は1964年の東京オリンピックの開会式が行われた10月10日、2020年より「スポーツの日」に名称変更され同年のみ2回目の東京オリンピックの開会式当日に当たる7月24日に変更)
第三条
国民の祝日を休日とする規定及びその例外である振替休日の規定、さらに国民の休日の規定がされている。
第三項が、国民の休日を定めている。
前後を祝日に挟まれた日を休日とするが、その当日も祝日であった場合は次の平日に繰り越す。
なお、振替休日と国民の休日が重複した場合はその日が振替休日であり、国民の休日を後日に振り替えることはしない。
祝日と祝日に挟まれた平日は国民の休日である。
従って連休となる。
[祝日] [平日] [祝日] → [祝日] [休日] [祝日]
祝日と祝日が二日以上ある場合は、国民の休日にはならない。
[祝日] [平日] [平日] [祝日] = [祝日] [平日] [平日] [祝日]
国民の休日は振り替えをしない。間に日曜日が挟まった場合、法的には国民の休日であるが、通常は単に日曜日として扱う。
[祝日] [日曜] [祝日] = [祝日] [日曜] [祝日]
前後が祝日で、前の祝日が日曜日の場合、間の日は、法的には振替休日であり国民の休日でもあるが、通常は単に振替休日として扱う。
[祝日/日曜] [平日] [祝日] → [祝日/日曜] [振替休日] [祝日]
今月の学校行事は、運動会や給食試食会、PTA総会、etc。
新年度の慌ただしさがひと段落して、疲れも出てくる頃です。
この連休みなさんは、どんな風にお過ごしの予定ですか。
季節の変わり目で体調を壊しやすい時でもあります、ご自愛ください。
さて今月も、二十四節気(にじゅうしせっき)、七十二候(しちじゅうにこう)の時節の紹介をしましょう。
五月の二十四節気は、
穀雨(こくう)(4/29~5/4ごろ)…春の雨は、作物にとって恵みの雨。種まきの時期を迎えるこの時期の雨は、農作業にとって重要な意味を持ちます。
降り注ぐ雨は天からの贈りもの。野にも畑にも活気が訪れます。
立夏(5/5~5/20ごろ)…さわやかな風と新緑の季節。連休が明けると、光や風自然の色が力強さを増し、夏の気配を感じるころです。
万葉の昔から日本人に愛されてきた藤の花も最盛期を迎えます。
小満(しょうまん)(5/21~6/5ごろ)…小満とは、あらゆる命が満ちていく時期。
太陽を浴び万物がすくすくと育つ季節です。
梅雨を前に、麦の収穫・田植えの準備・蚕の世話と農家は「猫の手も借りたい」ほどの忙しさ。
それを乗り越えてきたのはご近所同士の助け合い「結い」の精神からで、今の日本にも根付いています。
二十四節気に馴染のない方も手紙を書く時に、時候の挨拶をひも解くことがあると思います。
「立夏」など五月の中頃にあり、私たちは暦の上では…と前置きして使います。
なんでこんな時期にと不思議に思いますが、ひとつ前の季節の最盛期を意味し、この日を境に次の季節に向かう分岐点と理解すると、納得されるのではないでしょうか。
事項暦を見る愉しみが増えることを願っています。
文中にある七十二候とは、二十四節気をさらに3つに分けた暦区切りの表現で、「初候」「次候」「末候」といいます。は、例えば小満(しょうまん)(5/21~6/5ごろ)は、以下のようになります。
- 「初候」蚕起食桑―かいこおきて、くわをはむ
- 「次候」紅花栄―べにはな、さく
- 「末候」麦秋至―むぎのとき、いたる
*参考文献:高月美樹監修「にっぽんの七十二候」株式会社枻(えい)出版社
今年度も、What‘s New?で新しい情報の掲載をお知らせするほか、メンバーの日常を「スタッフルーム」ブログにて発信しています。
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おいしい味、見つけた!
「赤坂四川飯店」(陳健一さんのお店)
半蔵門線永田町駅の側にある「赤坂四川飯店」のランチに行って来ました。
陳さんは毎年、お店の隣にある千代田区立K中学校に食育の授業を行い「簡単な麻婆豆腐の作り方」を教えに来てくれます。
私はお手伝いをしながら、調理のコツを聞いては、授業で学生に教えたりしています。
当日陳さんはお店にはいらっしゃいませんでしたが、マネージャーさんや若い料理人の方とお会いすることができてうれしかったです。
ランチは一皿の量が予想以上に多く、お腹一杯になりとても満足でした。