通信(第68号)
平成や 桜散りゆき 新元号
顔上げて スタートライン 春の雁
こんにちは、おkayuです。
アクセスしていただきありがとうございます。
いよいよ新元号が決まりましたね。
今月末で、平成の世は30年と4か月の幕を閉じることになります。
思えば、平成という元号を初めて見たのは1月8日銀座でした。
当時官房長だった小渕恵三氏が「平成」と書かれた半紙を掲げている映像がテレビに映し出されているのを見たのです。
音声のない映像だったのでより鮮明に覚えています。
そしてそれから6年後、平成生まれの新1年生を迎えたときも、感慨深いものがありました。
みなさまにとっての平成はどんな年でしたか。
このひと月新年度で忙しい中ですが、平成を思い返してみるのもよいのではないでしょうか。
さて春は、フレッシュマンの清々しい姿に心洗われたり、新人の頃の初々しい気持ちや何事にも情熱を持って体当たりしたことなどを懐かしく思い出します。
新しい風を受け止め、迎える側も気持ちを新たに共にスタートラインに立ちたいものですね。
今月も二十四節気(にじゅうしせっき)の時節の紹介をしましょう。
四月の二十四節気の区分けは、以下のようになります。
春分(3/21~4/4ごろ)―春分は太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ同じ長さになることから、二十四節気では大きな節目の日。春分の日を中日に、その前後3日間を含めた7日間を春のお彼岸で、先祖の供養をする日ですね。かつては、農作業事始めの神祭を行っていたそうです。「暑さ寒さも彼岸まで」というように、春のお彼岸は寒さも和らぎ春めいてくるころですね。三月後半から四月の上旬は、出会いや別れの季節。昔の人々にとっても、大きな節目となる時期でした。現在でも「春分の日」は、自然をたたえ、生き物を愛しむ日とされています。
清明(4/5~4/19ごろ)―清明とは、万物が清らかで生き生きとした様子を表わす「清浄名潔」という言葉を訳した晩春を表わす季語です。空気が澄み、若葉の緑、色とりどりの花が咲き乱れる美しい季節でもあります。沖縄ではお盆に似た、それでいて歌い踊るという楽しい「清明祭」(シーミー)という行事があります。
穀雨(4/29~5/4)―春の雨は、作物にとって恵みの雨。穀物の成長に欠かせない雨がたっぷりと降り注ぐ頃のことを、穀雨といい種まきの好機としてきました。この時期の雨には、「菜種梅雨」「迎え梅雨」や「催花雨」「春霖」など様々な呼び名が付けられています。人々の雨に対する思いが伝わってくるようですね。
二十四節気に馴染のない方も手紙を書く時に、時候の挨拶をひも解くことがあると思います。
「立春」など二月の中頃にあり、私たちは暦の上では…と前置きして使います。
なんでこんな時期にと不思議に思いますが、旧暦であることと、季節の先取りと捉えると、納得されるのではないでしょうか。
事項暦を見る愉しみが増えることを願っています。
二十四節気をさらに3つに分けた七十二候の暦区切りの表現を、「初候」「次候」「末候」といい、例えば清明(4/5~4/19ごろ)は、以下のようになります。
- 「初候」玄鳥至―つばめ、きたる
- 「次候」鴻雁北―こうがん、かえる
- 「末候」虹始見―にじ、はじめてあらわる
*参考文献:高月美樹監修「にっぽんの七十二候」株式会社枻(えい)出版社
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おいしい味、見つけた!
中目黒「割烹 いふう」
桜の名所でも有名な中目黒駅の近くにある「割烹 いふう」に行って来ました。
いふうは落ち着いた雰囲気のお店で、当日は祝日のためか?家族連れが多かったです。
ご主人や大女将も気さくな方でお話も楽しかったです。