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通信(第60号)

「おkayu」通信【第60号】

大 雨 時 行(たいう、ときどきにふる)

寒 蝉 鳴(ひぐらし、なく)

禾 乃 登(こくのもの、すなわちみのる)

大阪府北部を震源とした地震により被災された皆様、また広島の洪水・土砂災害巻き込まれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。

大雨の影響での災害は昨年も起っていました、今年はそれを上回る事態となっています。
心が痛みます。
復旧・復興が待たれますが、作物への影響もかなりなものとなりそうで不安ですね。
暑い暑い夏ですが休養を十分取って、2学期に備え頭も心も充電したいものです。
どうぞ熱中症などに気をつけてご自愛ください。

さて今月も、二十四節気(にじゅうしせっき)、七十二候(しちじゅうにこう)の時節の紹介をしましょう。
八月の二十四節気は、

大暑(7/23~8/6ごろ)・・うだるような暑さが続く頃。
昔の人々は、軒先に風鈴を下げ音で「涼」を感じ、窓には葦簀(よしず)をかけ日差しを遮り、夜には川に船を浮かべて風に当たるなど、知恵と感性で自然の中に「涼」を見つける納涼文化がありました。
土用のうなぎといった夏の食養生も江戸時代から今に続いているほどです。

立秋(8/7~8/22ごろ)・・まだまだ、太陽がギラギラと照りつける中、暦の上では「秋」を迎えます。
昼は猛暑でも朝夕の日差しは和らぎ、吹く風も涼しくなってきたと気付くこともありますね。
秋の語源は「収穫が飽き(あき)満る」、「空が清明(あきらか)」、「草木が紅く(あかく)なる」などと言われ、日本人らしい季節感が見て取れます。この頃から、「暑さ」の表現も『残暑』に替わります。

処暑(8/23~9/7ごろ)・・「処」とは止まる、留まるという意味。
日中の残暑は続きますが、朝夕の暑さも和らぎ過ごしやすくなってきます。
空は高く澄んで、風もさわやかなことに気づかされます。
夜になるとどこからか聞こえてくる虫の声に、秋の気配を感じます。
本来の七夕はこの頃で、新暦の7月7日には天候に恵まれず見えないことが多い天の川も、すっきりと晴れた秋の夜空に輝いて見えるのです。

二十四節気に馴染のない方も、暮らしに根付く『暦』をひも解くことによって、日々の暮らしがより豊かになることと思います。
事項暦を見る愉しみが増えることを願っています。
文中にある二十四節気をさらに3つに分けたものを、七十二候といい暦区切りの表現で、例えば立秋(8/7~8/22ごろ)は、以下のようになります。

  • 「初候」涼風至―すずかぜ、いたる
  • 「次候」寒蝉鳴―ひぐらし、なく
  • 「末候」豪雨升降―ふかききり、まとう

表題にある「大 雨 時 行(たいう、ときどきにふる)」とは、夏に時折襲う激しい雨。
雨の後は、暑さが流されひと時の清涼が訪れるという意味です。
「寒 蝉 鳴(ひぐらし、なく)」は、日の出前や夕暮れ時に「カナカナカナカナ・・・」とヒグラシの声。その声は、終わりゆく夏を惜しんでいるかのようにも聞こえます。
「禾 乃 登(こくのもの、すなわちみのる)」稲穂が膨らみ黄金に色づき、収穫の準備をするも、早いところでは刈り入れが始まります。台風が襲来する時期でもあるので、心配は尽きません。

*参考文献:高月美樹監修「にっぽんの七十二候」株式会社枻(えい)出版社

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おいしい味、見つけた!
池袋「炭火焼き鳥 逢鳥(おうとり)」

池袋の西口にある美味しい焼き鳥やさんで暑気払いをしました。
お店の前に立つと私が抱いていた焼き鳥やさんのイメージとは違い、チョット高級そう?えっ美味しいワインもあるの?と期待が段々と膨らんでいきました。
お店は新しくて清潔感があり、ジャズが流れる雰囲気の素敵なお店でした。
また、焼き鳥は人気銘柄鶏の大山鶏を使用し、紀州の備長炭を使って焼き上げ、一本一本が大きくて食べごたえがあり、すっかり気に入ってしまいました。

入り口
入り口です。
お店はB1。
ワインボトルが並んでいて素敵!

サラダ
「お通しの切り干し大根の
煮物とモズク酢 逢鳥サラダ」
逢鳥サラダは季節により、
材料が変わるそうです。
トマトが冷たくて甘かった。

ささみワサビのり レバー
「ささみワサビのり レバー」
ささみとワサビを初めて一緒にいただきました。
ワサビの香りとささみのまろやかな味わいがとても気に入りました。
絶品!レバーの串も大振りで食べごたえがありました。

砂肝 ねぎま
「砂肝 ねぎま」
砂肝はよく噛んでいるとうま味がじわ~と出てきました。
もも肉のうま味と葱の甘味が満足感を与えてくれました。

梅チーズささみ揚げ
「梅チーズささみ揚げ」
チーズがとろりとけて濃厚な味わい。
チーズが大好きな私は白ワインがすすむ・・・

万願寺焼き
「万願寺焼き」
ひき肉の肉詰めはボリュームがあり、お腹一杯になりました。
その他にも軟骨の唐揚げもつまみとしていただきました。

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