通信(第54号)
「おkayu」通信【第54号】
款 冬 華(ふきのはな、さく)
魚 上 氷(うお、こおりをいずる)
霞 始 靆(かすみ、はじめてたなびく)
こんにちは、おkayuです。
アクセスしていただきありがとうございます。
今年もあっという間に一ヶ月が経ってしまいましたね。
先月は思わぬ大雪に東京は交通マヒに陥りました。
二月といえば「立春」ですが、この「立春」から「啓蟄」の前日までのことを『初春』というのをご存知でしたか。
また今月、雨水の日に雛人形を飾ると良縁に恵まれるといわれていることも…。
今月も二十四節気(にじゅうしせっき)の時節の紹介をしましょう。
二月の二十四節気の区分けは、以下のようになります。
大寒(1/20~2/3ごろ)一この時期、寒さはとても厳しいもの。
さすがに、東京にも雪が降りました。
そんな寒さの中でも、太陽は少しずつ力強さを増し、わずかに春の兆しが見え始めます。
生き物たちは敏感に春の気配を感じ取るようで、目覚めの準備を進めていきます。
この頃の気候が「三寒四温」と呼ばれます。
立春(2/4~2/18ごろ)―旧暦では一年の始まりは立春。
節分の翌日に迎える立春は、冬から春に移る時期。
「立春」はあらゆる節目の基準日とされています。
寒さのピークもここまで、梅の花も咲き始め春の兆しが見え始める頃ですね。
ちなみに「春一番」は立春以降、最初に吹く強い南風のことをいいます。
雨水(2/19~3/5ごろ)―「立春」から15日目にあたる「雨水」は、降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まるころのことをいいます。
野山の雪がゆっくりと溶け出すと、凍てついた田畑が潤いを取戻し、いよいよ畑仕事の開始も間近となります。
表題にある七十二候(しちじゅうにこう)の「款 冬 華(ふきのはな、さく)」は、雪解けを待つことなく雪の中から顔を出すフキノトウのことで、春の使者ともいわれます。
寒さはピークとなりますが、草花は春に向けての準備をあちらこちらから知らせてくれます。
「魚 上 氷(うお こおりをいずる)」は、地域によっては渓流釣り解禁となるころであり、温かさを感じ始めた川の魚が動き出し、割れた氷の下から飛び出す様子も見られます。
「霞 始 靆(かすみ、はじめてたなびく)」は、霧やもやで遠くの山や景色が美しく、豊かな表情を見せる頃のことで、霞とは、春に出る霧のことを云い、夜の霧は朧(おぼろ)といいます。
*参考文献:高月美樹監修「にっぽんの七十二候」株式会社枻(えい)
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おいしい味、見つけた!
池袋 フレンチ「シュベル・ド・ヒョータン」
女子会の新年会で友人のお気に入りのフレンチに行って来ました。
池袋西口から歩いて5分ぐらいの所です。サラダからメインディッシュ、デザートまで何種類かある中から選ぶので、なかなか決められませんでしたが、とっても満足のいくディナーでした。
「カルフォルニア産 赤ワインのピノロワール」
ピノロワールは好きな品種なので迷わず頼みました。
アルコールが弱いと言っていた友人も飲みやすい~との感想でした。
(本当は飲めるのに気が付いていないかもしれません。)