通信(第53号)
「おkayu」通信【第53号】
雪下出麦(ゆきわたりて、むぎのびる)
芹乃栄(せり、すなわちさかう)
鷄始乳(にわとり、はじめてとやにつく)
明けましておめでとうございます、
おKayuです。
アクセスしていただきありがとうございます。
新しい年が明けました。
北朝鮮の動きも気になるところですが、来年の初夏には元号が替わるとのことで、「平成」時代への郷愁が頭をもたげてきます。
思い起こせば昭和64年1月7日、当時官房長官だった小渕恵三氏が「平成」と書かれた紙を掲げている姿が、銀座のショーウインドウのテレビに映し出されている光景を鮮明に覚えています。
その時隣にいた男性の顔はぼやけてしまっているのに。
あれから約30年の時が流れたのですね。
あの時思ったことは、「明治・大正・昭和を生き抜いた・・・」というフレーズにあこがれていたので、もしかしたら昭和・平成・○○を生き抜くことができるかもしれないと淡い期待を持ちました。
でもそれは、明仁今上天皇の崩御を意味するので、大それた思いではありました。
が、この度は生前退位ということなので、願ってもないというか有難い出来事となりました。
目下の興味は、どんな元号になるかということです。
我が家では勝手にああでもないこうでもないと予想をしていますが、どんな元号になるか楽しみですね。
「一年の計は元旦にあり」、年頭に当たり今年の抱負を心に刻んだ方もおありだったことと思います。
会員の皆様にとって夢と希望に満ちた一年でありますように。
おkayuもこの一年、更なる進化に向けて努力して参る所存ですので、応援をよろしくお願い申し上げます。
今年も一月から、二十四節気(にじゅうしせっき)の時節の紹介をしましょう。
一月の二十四節気の区分けは、以下のようになります。
冬至(12/22~1/4ごろ)―冬至は、一年で最も昼が短くなる日ですが、考え方によるとこれからどんどん日が伸びていくわけですから、良い方向に向かっていくともいえます。
これを「一陽来復」といい、「幸運に向かう」という意味になります。昔は、太陽を意味する「柚子」を入れた「柚子湯」に入り身を清め、太陽の復活を祈ったそうです。
小寒(1/5~19ごろ)―「小寒」とは、まだ寒さは最大ではないという意味ですが、「小寒の氷大寒に解く」という故事があるほど「寒の入り」を迎えて寒さはいっそう深まっていきます。
大寒(1/20~2/3ごろ)一この時期、寒さはとても厳しいのですが、太陽は少しずつ力強さを増し、わずかに春の兆しが見え始めます。
生き物たちは敏感に春の気配を感じ取り、目覚めの準備を進めているようです。
この頃の気候が「三寒四温」と呼ばれます。
表題にある「雪下出麦(ゆきわたりて、むぎのびる)」は、降り積もった雪の下で麦が芽を出し始めてきます。
極寒の中でも、草や木は芽吹く力を着実に育んでいるのです。
「芹乃栄(せり、すなわちさかう)」は、田んぼや水辺でセリが生え始めるころ。
一か所から競り合って生えること「セリ」と名付けられたと言われています。
「鷄始乳(にわとり、はじめてとやにつく)」 厳しい寒さが続きますが、日は少しずつ長くなり、春の気配を感じ始めたニワトリは卵を産み始めます。
参考文献:高月美樹監修「にっぽんの七十二候」株式会社枻(えい)出版社
新年を迎えたおkayuのこれからの予定。
会員向け「メルマガーおkayu日和」の配信は、今年もお年賀としてスタッフの新年の抱負をお届けします。
また、大変お待たせしています新規企画「ステップ講座」開講を、早々に予定しておりますので、乞うご期待。
会員のみアクセスできる(仮称)学び舎(まなびや)サイトの開設ももうしばらくお待ちください。
昨年の報告と言えば、講師派遣事業として5件出向し、12月(奈良県)の講演は手前味噌ではありますが、好評でした。
今年度も、What‘s New?で新しい情報の掲載をお知らせするほか、スタッフルームのブログも発信しています。
どうぞ、ご覧いただきコメントをお寄せいただけると嬉しいです。
こんなことが知りたい、聞きたいなど、会員の有無にかかわらず、ご意見ご希望・感想も受け付けています。
直接フォーラムに質問したり回答するのに気後れするという方は、「おkayu」事務局を通して行うことも出来ます。
メニュー画面(左側・縦)にある「お問い合わせ」をクリックして送っていただく事もできますので、是非ご活用下さい。
連絡先を忘れずに明記をお願いします。
< 笑顔送信 >
おいしい味、見つけた!
奈良 大和のめぐみ 「旬彩ひより」
大和の伝統野菜を食べたいと思い「旬彩ひより」に行きました。
ひよりの食材は専属農園を中心に旬の野菜を取り揃え、サイドメニューには、大和牛や大和肉鶏などの奈良の特産物や鈴鹿三渓の岩魚などもあるそうです。
大和の野菜懐石をいただきました。
「水菜と生姜のスープ」
生姜のスープが冷えた体にジーンと染みわたり、水菜のシャキシャキ感が食欲を掻き立てました。
「大和芋の養老蒸」
やわらかい大和芋を葛あんとわさびと一緒にいただくと香りも良く、なんとも上品でやさしい味でした。
「白和え・ごま豆腐・小松菜と油揚げの煮びたし」
お酒のつまみにぴったりでした。
「奈良のお酒 春鹿」
寒かったので熱燗にしました。
すっきりとした辛口で飲み心地が良かった。
「大根とじゃが芋入り饅頭」
しっとりとしたじゃが芋と葛のとろみが舌触りも良くまろやかな味でした。
「大和鶏のグリル」
少し噛み応えがあり、旨味が凝縮していました。
「大和野菜の蒸し物」
彩りが豊かなのでどんな味かな?と楽しみながらいただきました。
甘みがあり、量が多いと思いましたがペロリと平らげてしまいました。
御馳走でした。
「ごぼうとさつま芋の天ぷら」
今までに食べたことがないぐらいのごぼうとさつま芋のホクホク感!
別品に変身したのでビックリ!でした。最高。
「古代米とほうれん草のみそ汁 田舎漬け」
古代米は噛めば噛むほど甘味が出てくるので好物です。
後を引く味です。
「葛餅」
何度食べても美味しく飽きない味です。