通信(第50号)
「おkayu」通信【第50号】
水始涸(みず、はじめてかるる)
鴻雁来(こうがん、きたる)
霎時施(こさめ、ときどきふる)
朝夕の涼しさも増し、虫の声がいよいよ冴えてきました。先日、虫の音についていろいろ研究している方の話をTVで見ました。
鳴く虫は数千種類もいて、秋だけに限らず、一年中何かしらの虫が鳴いているのだそうです。
そういえば、12月頃虫の音を聞き、「寝ぼけているの?もう冬だよ。」なんて声をかけたことがありました。
あれは真面な虫だったのですね。
「真面(まとも)」といえば、今月衆議院解散するというのは、真面な政治家のすることなのでしょうか。
費用もかかるし、解散の理由が納得いきません。
来年までなぜ待てないのか。ミサイルは、日本をまたいで飛んでいくわ、新党党首は、都知事だって?大丈夫。大丈夫なの?日本国。
希望あふれる未来予想図が描ける環境を創ってほしいと、切に思います。子供等が瞳を輝かせ、未来を語れる日本にしてほしいです。
政治家に任せられる?
でも私たち大人に何ができるのか。
気が重くなります。
まずは、選挙から・・・。
さて今月も、二十四節気(にじゅうしせっき)、七十二候(しちじゅうにこう)の時節の紹介をしましょう。
十月の二十四節気は、
秋分(しゅうぶん)(9/23~10/7ごろ)…春分と同様に、昼夜の長さが同じになるのが秋分。
春分より気温は高めで夏らしさも残るが、秋分を境に陽は弱まり短くなっていきます。
収穫を終え虫の音を聞きながら、のんびりと空を眺め、今も昔も変わらないお月様の出を待つそんな季節です。
今年の十五夜は四日。
ススキと秋の七草でも飾りましょうか。
寒露(かんろ)(10/8~22ごろ)…「秋の日はつるべ落とし」というように日が短くなり、日の暮れもあっという間に訪れます。秋が深まってくると、朝夕の霧が一層冷たく感じられるころ。
夜空に冴え冴えと月が輝く季節、自然の景色は豊かに色づき、「山粧う(やまよそおう)」ともよばれます。
霜降(そうこう)(10/23~11/6ごろ)…紅葉が最盛期を迎えるころ、木の実や完熟した果物に鳥たちが集まり、恵みの秋を人も生き物も享受します。露が霜に変わると冬の足音が近づいてくるのを感じながら、十三夜の月を愉しみしばし、穏やかで幸せな季節を過ごしましょう。
二十四節気に馴染のない方も、暮らしに根付く『暦』をひも解くことによって、日々の暮らしがより豊かになることと思います。
文中にある二十四節気(秋分・寒露・霜降)をさらに3つに分けたものを、七十二候といい暦区切りの表現で、例えば寒露(かんろ)(10/8~22ごろ)は、以下のようになります。
- 「初候」鴻雁来…こうがん、きたる
- 「次候」菊花開…きくのはな、ひらく
- 「末候」蟋蟀在戸…きりぎりす、とにあり
表題にある「水始涸(みず、はじめてかるる)」は、収穫の秋も最盛期を迎えると、田んぼから水を抜き涸らせ稲刈りの準備の様子を言っています。
こうして、稲刈りが済むと稲わらを干す風景がそこここに広がります。
「鴻雁来(こうがん、きたる)」は、ツバメと入れ替わるように北から、雁が渡ってくるころ。
毎年初めに訪れる雁を「初雁」といいます。
「霎時施(こさめ、ときどきふる)」は、通り雨(時雨)が多くなる季節。
さあっと降っては晴れ間が広がる秋の初時雨は、冬支度の合図。
人も動物も冬ごもりに備えます。
*参考文献:高月美樹監修「にっぽんの七十二候」株式会社枻(えい)出版社
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おいしい味、見つけた!
日本橋 イタリアン「フラッテロ」
日本橋にある創作料理のイタリアン「フラッテロ」に行って来ました。
フラッテロは、オーナーシェフが当日仕入れた食材で料理を考えるので、コースはお任せ料理となっています。
今日はどんな料理が食べられるのかしら?と期待しながら行きました。
当日のメンバーは、フリーで働いている女子達です。
私は殆ど知らないマーケッティング界の話に興味深々。
「SCってなんのことですか?」と尋ねると「ショッピングセンターよ」と教えて頂いたり、時々質問しながらも会話がはずみ、楽しいひと時を過ごしました。