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通信(第49号)

「おkayu」通信【第49号】

禾乃登(こくのもの、すなわちみのる)

草露白(くさのつゆ、しろし)

蟄虫坏戸(むし、かくれてとをふさぐ)

先月も大雨の影響でまたも災害が起こりました。
災害というより事故?人災という方が正しいようです。
それは、道路を覆う土砂崩れで、廃棄物を何十年も不法投棄して埋めていたため、起こったことだとニュースで聞きました。ひどい話です。

「水に流す」ことに慣れている日本人は、こういった罪をいくつも犯しているのかもしれません。
星新一のショートショートに「おーい、でてこい。」という話があったのを思い出しました。
突然現れた大きな穴。
ある男が不思議に思い、小石を投げてみるが底知れず落ちていき・・・。
やがて、世界の連合軍や研究者が調べたがなぜ出没したか不明。
穴は相当深いということで、皆いろいろなものをその穴に捨て始めた・・・。
生ごみや粗大ごみ、知られてまずいもの、危険な物、産業廃棄物、原子爆弾。
今まで捨てるところがなく困っていたものがどんどん捨てられるので、大喜びした人間たち。
ある日、空から何かが降ってきてある男の頭に当たった。
「痛い!」落ちてきたものは、小さな石だった。
「なんでこんなものが・・・。」男は空を見上げてつぶやいた。
このエンディングに初めは「クスッ」としたものの、後からじわじわと恐ろしさがこみ上げてきました。
人間の愚かさが如実に表れています。
いつかツケが回ってくることを、もっと人間は知るべきなのではと思います。

さて今月も、二十四節気(にじゅうしせっき)、七十二候(しちじゅうにこう)の時節の紹介をしましょう。
九月の二十四節気は、処暑(しょしょ)(8/23~9/7ごろ)・・「処」とは止まる、留まるという意味。
日中の残暑は続きますが、朝夕の暑さも和らぎ過ごしやすくなってきます。
空は高く澄んで、風もさわやかなことに気づかされます。
夜になるとどこからか聞こえてくる虫の声に、秋の気配を感じます。
本来の七夕はこの頃で、新暦の7月7日には天候に恵まれず見えないことが多い天の川も、すっきりと晴れた秋の夜空に輝いて見えるのです。

白露(はくろ)(9/8~21ごろ)・・「白露」とは、昼夜の気温差が大きくなり朝夕に露が降りるさまをいい、昔の人がそう名付けました。
白露が現れるとようやく残暑も終わります。
早朝に見られた露が、陽が昇ると姿を消し草木や土の匂いもはかなく消えていく様子は、情緒豊かで秋らしいものです。

秋分(しゅうぶん)(9/23~10/7ごろ)・・春分と同様に、昼夜の長さが同じになるのが秋分。
春分より気温は高めで夏らしさも残るが、秋分を境に陽は弱まり短くなっていきます。
収穫を終え虫の音を聞きながら、のんびりと空を眺め、今も昔も変わらないお月様の出を待つそんな季節です。

二十四節気に馴染のない方も、暮らしに根付く『暦』をひも解くことによって、日々の暮らしがより豊かになることと思います。
事項暦を見る愉しみが増えることを願っています。
文中にある二十四節気をさらに3つに分けたものを、七十二候といい暦区切りの表現で、例えば白露(はくろ)(9/8~21ごろ)は、以下のようになります。

  • 「初候」草露白―くさのつゆ、しろし
  • 「次候」鶺鴒鳴―せきれい、なく
  • 「末候」玄鳥去―つばめ、さる

表題にある「禾乃登(こくのもの、すなわちみのる)」秋風に揺れる黄金に色づいた稲穂。実りの季節の到来です。
収穫の準備をするも、早いところでは刈り入れが始まります。
台風の襲来には注意が必要です。

「草露白(くさのつゆ、しろし)」早朝、草に降りた露が白く光って見えるころ。
朝夕の涼しさが、秋の気配を色濃くさせます。

「蟄虫坏戸(むし、かくれてとをふさぐ)」お彼岸を過ぎると少しずつ寒さが増し、良く聞こえた虫の音も遠のき、巣ごもりの仕度で虫たちは土の中へと潜っていきます。

*参考文献: 高月美樹監修「にっぽんの七十二候」株式会社枻(えい)出版社

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「学校給食は食育の教材」『第33回 毎月の給食に行事食を』が、教育家庭新聞(7月24日号)に掲載されています。

教育家庭新聞

食べ物通信「子どもの食と給食⑥」に掲載されています。 

食べ物通信

おいしい味、見つけた!
品川駅 「ツバメグリル」

毎回、羽田空港に行く時に品川駅で京浜急行に乗り換えます。
その時に車内から必ず目に止まるのが「ツバメグリル」と言う名前のレストランです。
ハンバーグステーキが有名のようです。

今回、友人と品川でランチをすることになり、早速、行って見ました。店内はサラリーマンやOL、家族連れなどで賑わっており人気のお店なんだな~と思いました。

メインディッシュは、カニクリームコロッケとロールキャベツを注文しました。

最初のトマトのサラダは、真ん中にナイフを入れると中にコールスローが入っており、完熟のトマトと一緒に食べるとソースの甘さも加わり美味しかったです。

カニクリームコロッケはカニがふんだんに使用され、クリームもまろやかで予想通りの味でとても満足でした。ロールキャベツはじっくりと煮てあり、キャベツを口に入れるととろけそうでした。スープは出しがきいていて優しい味でした。コロッケもロールキャベツも2個ずつあったので友人と仲良く食べました。

トマトサラダ
「トマトサラダ」


トマトサラダの中はコールスロー
「トマトサラダの中はコールスロー」


カニクリームコロッケ アボガドサラダ添え
「カニクリームコロッケ アボガドサラダ添え」


ロールキャベツ
「ロールキャベツ」

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