通信(第39号)
山椿開(つばきはじめてひらく)、朔風払風(きたかぜこのははらう)、虹蔵不見(にじかくれてみえず)
こんにちは、おKayuです。
アクセスしていただきありがとうございます。
十月下旬の夏日戻りで、さくらやヒマワリが開いたとのニュースを耳にしました。
富士山の初冠雪も例年より遅れて27日でしたが、季節外れのひまわり畑のバックに雪を頂いた富士山という映像がテレビから流れ目が点になりました。とはいっても、いよいよ秋が深まり冬支度となりますね。
先月から二十四節気(にじゅうしせっき)、七十二候(しちじゅうにこう)にちなんだ時節の紹介をしています。
ご存知のことも多いと思いますが、日本人として知っておきたい内容なので、どうぞお耳(お目)をお貸しください。
十一月は、二十四節気の区分けで言うと…
霜降(10/23~11/6)―冷え込みがぐっと増し、北国や里山では朝夕に降っていた露が白い霜に変わってくると冬の訪れ。
立冬(11/7~21)―木枯らしが吹き、木の葉が落ちると初雪の知らせが・・・・。
小雪(11/22~12/6)―山に雪が降りはじめるころ、里では時折、ぽかぽか陽気に包まれる「小春日和」あり。
表題にある山椿開(つばきはじめてひらく)は、「ツバキ」と読みますが実際は「山茶花(さざんか)」の花が咲き始めることを意味し、枯れた景色の中にも鮮やかに咲き誇る様子を思い浮かべると華やかですよね。
朔風払風(きたかぜこのははらう)の「朔」は北という意味があり、「朔風」とは木枯らしのこと。
虹蔵不見(にじかくれてみえず)は、空気が乾燥してくると日差しが弱くなり、虹が見えにくくなるそうです。
北陸では「冬季雷(とうきらい)」という雷が増えてくるとか。
さて、二十四節気の「立冬」など秋の最中にあり、私たちは暦の上では…と前置きして使います。
なんでこんな時期にと不思議に思いますが、旧暦であることと、季節の先取りと捉えると、納得されるのではないでしょうか。
暦を見る愉しみが増えることを願っています。
参考文献: 高月美樹監修「にっぽんの七十二候」株式会社枻(えい)出版社
今月も、What‘s New?で新しい情報の掲載をお知らせするほか、スタッフルーム、ヤンちゃん通信にて、ブログも発信しています。
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おいしい味、見つけた!
南青山「いと家」
南青山にある創作料理の「いと家」に行って来ました。
洗練された大人が集う創作和食のお店です。
和食の技法を基本として、各国の調理法を取り入れた新しい和食を創造しています。
お店は場所柄サラリーマンやOLのグループが多く、あっという間に満席になりました。
今回は、コース料理でいただきました。
「鴨肉の冷温調理、はちみつ醤油漬け、海苔のうにのせ、いんげんのごま和え、石川子芋のから揚げ」
海苔とウ二を一緒に食べたのは初めての経験でした。
ほのかに潮騒の香りがして美味でした。
私も作ってみようかしら?
「山口県産 本マグロの赤身とろろ、ミル貝、真子鰈、三種の漬け醤油」
本マグロは適度な脂肪分が最高でした。
ミル貝は触感とうま味が濃厚で、貝はやっぱり、美味しいな~としみじみ思いました。
真子鰈は柔らかく、口の中でとろけていきました。絶品!
松茸ごはんはとても入らずお土産物にしていただきました。