通信(第35号)
清き一票の重みというけれど、どれほど投ずるものの気持ちを考えているか・・・
『選挙フェス』『選挙』『選挙2』
こんにちは、おKayuです。
今月もご覧いただきありがとうございます。
梅雨入りした東京は、暑かったり涼しかったり、雨も思いのほか降雨量が少なく、水不足も心配されています。
そんな中、被災地熊本では、集中豪雨による土砂崩れが起こり、新たな災害に見舞われました。
異常気象という言葉が聞かれるようになって久しいですが、地球はこの先どうなっていくのか心配です。
熊本だけでなく九州全域で毎日大雨に見舞われ、大変な事態になっているニュースが放送されています。
その九州から6月は5人の会員登録がありました。ありがとうございます。
さて、地球から日本に目を向ければ、政治の世界のお粗末さにあきれるばかりです。
七月は、参議院議員選と東京では都知事選がありその行方を見守る必要があるでしょう。
また、十八歳からの選挙権がどんな風を吹かせるのかも、見極めなくてはなりません。
そんな今、ぜひ見たい映画があります。
2015年七月に公開された「選挙フェス」(2014制作)がそれです。
このような映画があるなんて全く知りませんでした。
内容は、2013年7月に行われた参議院選挙。
緑の党から推薦を受けて立候補したミュージシャンのー地盤もなければカネもない新人候補が、音楽と演説を融合させた“街頭ライブ型政治演説”を「選挙フェス」と称して全国ツアーを敢行するー前代未聞の選挙運動を描く。
結果的に落選候補最多の17万6970票を集めた、17日間26ヶ所を巡る旅に完全密着しています。(今年、再出馬の報あり)
他に選挙を題材にした映画を調べてみると、2007年上映の「選挙」がありました。
これは、ベルリン国際映画祭招待作品で、小泉劇場真っ只中の東京で気ままに切手コイン商を営む「山さん」(40歳)が、ひょんなことから川崎市議会議員の補欠選挙に出馬することになった顛末が描かれていて、前出の「選挙フェス」とは違った味わいです。
政治の素人「山さん」がほとんど縁もゆかりもない、いわゆる落下傘候補となり、小泉首相や自民党大物議員、地元自民党応援団総出の、世にも過酷な「どぶ板選挙」に打って出る。
果たして、山さんは勝てるのか?そして、選挙戦を通じて浮き彫りになる「ニッポン民主主義」の本質を問うドキュメンタリー映画であり、ナレーションも音楽もない「観察映画」を実現したことも評価されました。
そして、2013年「選挙2」が上映されます。
舞台は、2011年4月の川崎市議会選挙。
震災直後ということで、実施が危ぶまれた統一地方選挙だったが、「山さん」は完全無所属で出馬した。
スローガンは「脱原発」。
組織なし、カネなし、看板なし。準備もなし。
選挙カーや事務所を使わず、タスキや握手も封印する、ないないづくしの山さんに、果たして勝ち目は?外国映画にも選挙を題材にしたものもありますが、日本のそれとはだいぶ異なるので、『選挙』そのものを考えるこの機会には日本映画がよいのではとお勧めします。
まだまだ知らない世界があると実感すること請け合いです。
今月も、What‘s New?で新しい情報の掲載をお知らせするほか、スタッフルーム、ヤンちゃん通信にて、ブログも発信しています。
どうぞ、ご覧いただきコメントをお寄せいただけると嬉しいです。
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おkayuメンバーが執筆した「学校給食は食育の教材」『第22回 「実習生の受け入れ(栄養士)』が、教育家庭新聞(6月20日号)に掲載されています。
第1回から今回までの記事を見ることが出来ます。
TOPページのメニュー(左側下)に「教育家庭新聞」、連載「学校給食は食育の教材」
おいしい味、見つけた!
<グランデポンテ池尻大橋イタリアン>
我が家の近くにジャズを聴きながら食事ができるイタリアンがあると聞いてさっそく行ってみました。
小さなお店ですが、シェフは本場イタリアで修行した腕前だそうです。
ギターとサックスを演奏しているのは若い学生さんのようでしたが、「イパネマの娘」や「A列車で行こう」など何曲も軽やかに奏でてくれる中、美味しい食事もできて最高でした。
近くに住んでいるタレントのダニエルカールさんご家族の姿も目にしました。
おすすめ料理はたっぷり入った魚介類のうま味が濃縮された「‟リングイネ ”名物 ペスカトール」です。
パスタは「ファルファッレのクリームソース」、リコッタチーズの味が濃厚でもう少し食べたいなと思うくらいのおいしさでした。
「旬の野菜と生ハムのリゾット」は、ハムの香りが口中に広がり、リゾットがとろりととけていきました。
子羊の背肉のローストは柔らかく癖もなくて、予想以上においしかったです。
「緑のニョキイ リコッタチーズとトマトソース」は、ほうれん草の味がしてモチモチとした食感でした。
デザートの「カタラーナ」はイタリアのクレームブリュレで、パリパリのキャラメルと滑らかな食感に満足しました。
リーズナブルな価格がうれしいお店で、常連になりそうです。