通信(第12号)
「燕去月」蝉しぐれ、水音誘う葉月
こんにちは、おKayuです。アクセスしていただきありがとうございます。
今年も暑い毎日が続いていますが、セミの声は去年より遅かったように思いました。
皆様の地域はいかがでしたでしょうか。
タイトルの「燕去月(つばめさりづき)」は、八月の別名で、他に「秋風月」「雁来月(かりきづき)」「月見月」「紅染月」などがあるようです。
この夏、自然と戯れ身体と頭の充電をしっかりとしたいものですね。
さて、7月24日の新聞―中国の食品会社が、使用期限の切れた鶏肉を使っていた問題は、日本の「食」を直撃した。には驚きました。
テレビのニュースや情報バラエティ番組はこの話題で持ちきりでした。
「毒入りギョウザ」事件が記憶から消えかけたこのタイミングの報道に、懲りない中国への怒りと執拗な中国バッシングの風を感じないわけにはいきません。
日本もバブル期にはお金に任せて世界中のおいしいものを買いあさり、それが過ぎると食品偽装があちこちで発覚したことを思うと、人間のすることは何と愚かであさましいのでしょう。
鶏のブロイラーは、一生満員電車に乗っているような環境で、筋肉なしの柔らかい肉を作っていると聞きます。
雌鶏は、電照菊のように闇のない環境で、卵を産み続けています。
ほかにも、生物虐待まがいのことが行われていて、これらすべては、人間の食欲を満たすためです。
この生活とこのしくみ(からくり)をかえることはできないのなら、せめて私たち大人は「食べものの大切さ、命をいただく尊さと感謝」をきちんと子どもたちに伝えていかねばならないのでしょう。
この責任は重いです。
食べものではないのですが、衣類や装飾品等に使われる毛皮ですが、天然の動物の捕獲が難しく手間がかかるということで、犬を繁殖させその毛皮を利用しているそうです。問題なのは、その飼い方や毛皮の採取方法で、生命の尊厳を汚す非道なもの(詳しくはあまりに残酷なので控えますが)だそうです。
生命の尊さを、今一度深く考えていきたいと思う夏です。
*おkayuメンバーが執筆した「食べものウォッチング」が『学校の食事』8月号、
「学校給食は食育の教材」が、『教育家庭新聞(7月21日号)』に掲載されています。
ぜひご高覧下さい。
きょうのひとこと |
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人がこの世に生きていく限り、 やはり 何かの理想を持ちたい。 希望を持ちたい。 それも出来るだけ大きく 出来るだけ高く。 ― 本田宗一郎 ― |
おいしい味!見つけた
今回のおいしい味見つけた!は、おkayu事務局で毎月いただくランチを紹介します。
加藤夫妻の作るランチはシェフも顔負けの本格的な家庭料理です。
いろいろな料理を頂いていますがその中でも醤油ラーメンのスープは弱火で8時間かけて濁らないようにとると聞いて感心しました。
また、石釜で焼いた石焼ビビンバ、豚骨スープを加えた餃子、豚の頭肉とみそダレで食べる焼きとりなどどれも大変おいしく頂いています。
次回はハンバーグをリクエストしてきました。
毎回野菜たっぷりのサラダに始まってお腹いっぱいになるまでいただいて満足しています。
3時のデザートは、季の葩(トキノハ)のケーキです。
7月は季節の果物が美味しそうだったので白桃のショートケーキをチョイスしました。
ほっぺたがおちそうなほどおいしかったです。
2014-4-26の献立から
海老といか入りサラダ、セロリ・胡瓜・えのきのぬか漬、苺ジャム・りんごの白ワイン煮カナッペ、石焼ビビンバ、わかめスープ、ケーキ(4種)
石焼ビビンバのナムルは味つけがそれぞれ違っていて、甘ダレは手作りだそうです。
ぬかづけのセロリとエリンギは初めて頂きましたが美味しかったです。カナッペのパンはフランスパン(朝焼いたもの)をトーストし、形の残った苺ジャムと白ワインで煮たりんごをのせて頂きました。
2014年6月14日の献立から
サラダ、とまとと焼き豚のカルパッチョ、キューブ型チーズ、
海老とほたてと鶏肉入の冷やし中華、ケーキ(4種)
冷やし中華のたれは、鶏ガラから8時間かけて作ると言っていました。
焼き豚は圧力鍋を使って5分で出来るそうです。
煮汁は2年以上調味料をつぎ足しているそうです。
2014年7月12日のデザートのケーキは今が旬の白桃のショートケーキでした。