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知恵袋(31号)

食べなさすぎる女性たち

表参道や青山といったおしゃれな街のカフェでランチをとっている女性たちを見ていると、時々心配になってしまいます。
老婆心からではありません。
前に知り合いの女性のお弁当を見せて頂く機会があったのですが「これで足りるの?」というほど少量でした。
ランチしている女性たちを見ていると、「それでお昼は終わりなの?」と聞きたくなるほど少食だったので、あのお弁当の女性を思い出してしまいました。
少食の女性(美女)たちは「食べないこと」が逆にダイエットから遠ざかっていることがあるって知っているのでしょうか。
健康に関するいろいろな情報がTVや週刊誌で取り上げられています。今話題になっている「金スマ」で放送された「腸活」も見ましたが日々情報が変わっていくものなのだなと感心してしまいました。
でもあの番組のおかげで私も肩こり解消の方法を変えました。
長年やっていたエア水泳から鎖骨で・・・・・詳しくは「腸活」で検索してみてください。

話を本題に戻します。
脂肪を燃やすのはなんでしたっけ?
筋肉でしたね。
その筋肉を作るのが蛋白質でしたよね。
蛋白質を十分に摂らないと筋肉が維持できなくなるだけでなく、脂肪も燃えない体になってしまいます。
一番脂肪に変化する栄養素は糖質です。
脂質だと勘違いしている人が結構いるのではないでしょうか? 

ところで私は一日どのくらいの蛋白質を摂れば良いの?

答えは下記のアドレスをクリックすると蛋白質の説明の最後に書かれていますので計算してみましょう。

糖質・蛋白質・脂質については「糖尿病を克服したダイエットのスペシャリスト」
第9回「基本に戻って三大栄養素の働きについて」にも書いていますので参考にして下さい。

今は太らなくても、あと数年したら脂肪の燃えにくい体質になって太りやすくなるかもしれません。
いろいろなダイエットに関する情報や健康に関する情報が整理できなくなるくらい目、耳から入ってきます。
情報がありすぎて何を基本に考えていくかも判断できない、いわゆる情報の洪水に流されないようにしなくてはなりません。

あるミスワールドの食事や生活を指導しているエリカ・アンギャルさんが、「日本人は食べない女性が多いので最初にファイナリストのモデルたちにアドバイスするのは」

  • 食事は必ず食べる
  • 最低一回の食事で手のひら一つ分の蛋白質を食べる
  • 野菜と穀類を合わせて手のひら二つ分食べる
  • 良質な油を摂る

以上のことをアドバイスするそうです。
そして「たくさん食べてもバランスが取れていれば太ることはない」と言うそうです。

そういえば情報番組でこんな材料に◯◯の栄養が含まれている。
この料理には良質な油が含まれていますなど紹介されますが、一回の組み合わせを取り上げられても3食の組み合わせまでは取り上げられません。
なぜでしょう?
私見ですが、そんな事を取り上げても視聴者にはうけない、面倒くさくて私には出来ないと思われチャンネルを替えられるのが嫌なのではないかと制作側が考えているのではと想像しています。
実際にはスポンサーへの配慮や時間的制約などが関係していると思いますが真実は何でしょかネ。

なぜこういった番組が増えたのでしょう。
その前に最近気になるニュースで「子どもの貧困率の増加」が取り上げられています。
日本の子どもの貧困率は16.3%。これは1985年(昭和60年)の調査開始以来の最悪の数字となり、実に子供の6人に1人が貧困の中で生活しているということになるそうです。
残念なことに、先進国で最悪レベルでもあります。

「給食でだけ、温かい手の込んだ食事を食べている子。学校がなければ、運動もしない、芸術にも触れない、本も読まない子ども達がいる」「子どもの貧困は見ようとしないと見えないもの」という解説を以前読んだ事を思い出しました。

1985年(昭和60年)の調査開始時の貧困率は10.9%だったそうで実に10人に1人の子が貧困だったのです。
それから29年過ぎた2014年が6人に1人、日本は長い間、子どもの貧困大国なのですね。
しかし、このような数値に違和感を覚える方々がいらっしゃるのも事実です。
実際学校に勤務していた時のことを考えると「そうだったかな?」と思ってしまいます。
皆さんはどう感じていますか。

話を情報番組に戻します。

前にも書いたのですがこのような話しを聞くたび「学校で食育を受けたの?」と強く感じられずにはいられません。
芸能人の食に対する考え方や思いを語るのを聞いて「この人何を教わってきたの?」「こんなことも知らないの?」と笑ったり驚いたり・・・・・・そこが番組の狙いかもです。

でも、大人が教えないと子ども達が可哀想。
一生、生きていく為に食べることが続きますが、何をどう食べればよいかを子ども達に伝えていかなければと思います。
私が実践していたことは(当時は食育ということは言われていませんでした)毎日の給食が今で言う食育です。
子ども達に一人で食事をするときに悩んだら「給食を思い出して」と言っていました。

土曜日に一人で食べなければいけない子が結構いました。
「先生、土曜日のお昼がいやなんだ」という子もいました。
「家では土曜のお昼は菓子パンが多くて・・・・菓子パンを見ると寂しくなってしまう」と言っていたのを思い出しました。
子どもだけでなく家庭にも伝えていく必用がありますね。
些細な繰り返しが子どもや家庭を変えていくことになると思います。
日々の実践が大切ですね。

毎日の給食が「食育」です。
子どもや家庭に自信を持ってアピールしていきましょう。

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