知恵袋(27号)
26号と違う観点から免疫力について考えてみました
日本人の2人に1人がガンにかかり、3人に1人がガンで死亡しているという事を先月書きました。
「免疫力」を高めてがんや風邪にかからない体を作るための10の方法も書きましたが、毎日3食バランスよく食事が出来る環境・・・なかなか難しいですね。
時にはデパ地下やスーパー、コンビニのお弁当やお惣菜で済ますこともあるのではないでしょうか。
また年末年始を迎え食事会や◯◯行事の打ち上げ、△△のお祝い会など外食することも多いと思います。
そんな時にどうすれば10の方法を考えながら実践出来るかを書いてみたいと思います。
デパ地下やスーパー、コンビニのお弁当、お惣菜を活用するときお弁当やお惣菜を購入する時は家で食べることを前提として考えて買いますよね。
何を注意すればよいのでしょうか。
まずは三大栄養素の炭水化物の働きを思い出してみましょう。
三大栄養素の詳しい記事は、糖尿病を克服した・・第9号「基本に戻って三大栄養素の働きについて」
炭水化物は身体(筋肉)や脳のエネルギー源
炭水化物である主食をデパ地下やスーパー・コンビニで探してみると「サンドイッチ・各種おにぎり・カップ麺・焼きそば」など調理済みの食材や「食パン・スパゲッティ・袋麺」などいろいろな食材が置いてあります。
ここで注意しなければいけないのは「おにぎり」と「パン」という炭水化物のみの組み合わせを選ばないことです。
そうです炭水化物に偏らないことを一番に心がけましょう。
また、パンや麺類でなく「おにぎり」を選ぶことで血糖値の上昇がゆるやかになり、マーガリン等トランス脂肪酸を含む油脂類や食品添加物を摂取しなくてすみます。(明太子おにぎり等は除く)
あるスーパーの「チキン卵サンド」の包装(パッケージ)裏面の表示を見てみると、こんなにたくさんの添加物が入っていることが解ります。
パッケージの絵やキャッチフレーズより裏面を見て買うのも賢い買い方といえますね。
炭水化物について詳しくは、知恵袋第15号「炭水化物抜きでは美女になれない」
体を作る栄養素「たんぱく質」
デパ地下やスーパーには魚介類(さんま・海老・鯵・鮪・ほたて等)の焼きものや肉類(鶏肉の照り焼き・サーロインステーキ・ポークソテー等)など沢山の種類の惣菜があるので財布と相談して購入できますがコンビニではそうはいきません。
コンビニ同士が競って ◯◯チキンやフランクフルト等が目につきます。(コンビニのチキンは脂っこいので私はあまり好きではないのですが・・・)
最近ではパックに入った“さんまの塩焼き”やレトルトパックの“鮭の照り焼き・鯖の味噌煮”なども選ぶことが出来ます。
レトルトパック製品はコンビニが今一番力を入れている商品だそうです。
でも、疑ったらきりがないのですが、こういった商品にはどんな油が使われているのでしょうか?
出来るだけ加工されていない素材を選びたいですよね。
頭を少し切り替えて考えてみましょう。
納豆、豆腐、缶詰の煮豆などの大豆製品もコンビニに置いてあります。特に納豆などの発酵食品は出来るだけ食べるようにしたいですね。
納豆の裏面を見ると「丸大豆、米粉、納豆菌」それ以降は、タレとからしに使われている食品添加物等で15種類以上あるのがわかります。
私は納豆についてくる「タレ」と「からし」を使わずに「黒こしょう」と「醤油・小さじ1/2」を混ぜて食べています。
意外かもしれませんが結構いけます。
お試しあれ。
たんぱく質を取り扱った記事は、知恵袋第19号「爪は健康のバロメーター」
- 生体膜の成分「脂質」 ここで脂質の働きについておさらいです
- エネルギーを貯わえる(糖質を脂肪に変えて)
- 身体の体温を保つ皮下脂肪(断熱材)
- 皮膚を保護する(怪我なども軽くすむ)
- 脂溶性ビタミンを運ぶ
- 代謝の活性をコントロールするホルモン
- 血圧、体温、筋肉のはたらきをコントロールする
などの働きがあります。
決して肥満のもとだけではありません。
特にお勧めはオメガ3が含まれるオリーブ油です。
逆に避けたいのはトランス脂肪酸が含まれるマーガリンやショートニングを使ったパンやお菓子類です。
オリーブ油が良いというのは今まで書いてきましたが参考に見てください。
オリーブ油を取り扱った記事は、知恵袋第5号「老化の敵は酸化だけでなく炎症も・・」
サラダを選ぶときにドレッシングを何にするかが重要なポイントになります。
サラダはドレッシング付きでないものを選び家でオメガ3を含んだオリーブ油を使ったドレッシングをかけるようにして食べると理想ですね。
そして、野菜食べからできればなお良いと思います。
原料名を見るといろいろ使われていますね。
私は市販のソースポット(100均で売っている)に「オリーブ油2、昆布酢1、薄口醤油1」で作っています。
醤油ドレッシングと名づけています。
野菜から食べる理由や食物繊維など一回に食べる野菜の量など参考になると思いますのでこちらを見て下さい。
糖尿病を克服した・・第3号「野菜から食べる理由は・・」
腸を整える食物繊維いっぱいの野菜と発酵食品は毎日食べたいですね。
自分の将来の健康を決めるのは脳に保存されている情報(知識)を生活の中にどう生かすか(知恵)で決まってきます。
脳からの司令を出せるのは自分だけです。
お互いがんばりましょうね。