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知恵袋(第6号)

お肌は内臓のバロメーター(トランス脂肪酸は敵?)

(第6号 2014年2月5日)

シミやニキビが肌にあらわれると気分が落ち込んでしまいますよね。
顔の印象を大きく変えるのは肌。
加齢とともによりいっそう手入れが必要になります。
肌に出てくることは体の中(内蔵)で起こっていることなのです。
基礎化粧品でのお手入れは、死んだ一番上の細胞にしか届いていません。
本当に肌をきれいにしたければ、真皮層からのケアが必要で、食べ物から栄養を取ることしか
できないのです。
肌を美しくしたいなら(真皮層からのケア)3食バランスよく食べることです。
一ヶ月程の時間をかけてゆっくり栄養を吸収し美しさを内側からつくる。
ゆっくり出来上がった肌は簡単には壊れません。
高い美容液やクリームを使うくらいなら、3食バランス良く食べるほうが、よほど
効果があります。
「何を食べないか」もとても大切なことです。
美しくなりたい人は、オメガ3脂肪酸(第5号で解説しています)をたくさんとりましょう。
肌トラブルや細胞老化の元凶ともいわれるトランス脂肪酸、オメガ6脂肪酸を減らすように
しましょう。
但し、バランスの良い食事をしたからといってストレスや睡眠不足では劣化が早まりますので
気をつけて下さい。

オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸について

オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸について(以下オメガ6・オメガ3と表記)
トランス脂肪酸とオメガ6トランス脂肪酸の問題は含まれる脂肪酸の種類にあります。
少し前までは、マーガリンは植物性なので健康に良いと言われていました。
マーガリンの原料は、大豆油、コーン油、紅花油、綿実油などで含まれる脂肪酸は
リノール酸です。
リノール酸は人体で合成できないオメガ6という必須脂肪酸であり必要不可欠な脂肪酸です。

マーガリンやショートニングなど、オメガ6を含む食品を過剰摂取すると体に悪影響を
及ぼします。
必須脂肪酸にはオメガ6の他にもオメガ3があります。
オメガ3脂肪酸とオメガ6の特徴は次の通りです。

  • オメガ3 → 細胞膜を柔軟にして炎症性の反応を鎮める
  • オメガ6 → 細胞膜を硬くし炎症性の反応を引き起こす

オメガ6の過剰摂取により、脂肪酸のバランスが崩れ、炎症性の反応が強くでてしまい、
この炎症性の反応が、発癌や体内の癌成長に大きくかかわっていると言われています。
そしてトランス脂肪酸のオメガ6は、自然のままのオメガ6より消化しにくく、はるかに
炎症性が高いとも言われています。

オメガ6とオメガ3の理想バランスは
”オメガ6が1~4に対してオメガ3が1”
が適切であるといわれています。
現代人の食生活習慣ではオメガ6が過剰になり、その比率は”10対1や40対1”という
状態になっていると言われています。
摂りすぎは、いろいろな成人病(現代病)を引き起こす大きな原因となると言われて
いますので・・・・・。

今日から一つでも実践してみてはいかがですか。

  • 参考
    マーガリンやショートニングを使っている製品は多いですよ。
    パン、ビスケット、ケーキ・・・・
    Webで「マーガリン お菓子」で検索すると
    クックパッドでのレシピ 23,196品がトップでヒットしました。

トランス脂肪酸に関するニュースです。
2013/11/08 10:22 【共同通信】

①米FDA、悪玉油を段階的禁止へ

食品業界に要請米コロラド州デンバーで、
トランス脂肪酸を含まないシナモンロールを
作る女性 2012年1月(AP=共同)
【ワシントン共同】
米食品医薬品局(FDA)は7日、揚げ物用の調理油などに含まれ、肥満や心疾患との関連が
指摘されるトランス脂肪酸が食品に含まれないように段階的に禁止する方針を打ち出した。
「食品に使う上で安全とは認められない」と判断した。
食品業界に要請する。
外食産業などに影響が出そうだ。
トランス脂肪酸は油の加工過程や加熱処理などでできる。
血中の悪玉コレステロールを増やし、摂取を続けると動脈硬化や心筋梗塞など生活習慣病の
リスクを高めるとの研究結果があり、世界的に使用量を制限する動きが出ている。
2013/11/08 10:22 【共同通信】

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