幸田真紀子
幸田 真紀子
岩手県宮古市出身。リアス式海岸のおいし魚を食べて育ちました。
NHKの朝ドラ「あまちゃん」の久慈市より、南に車で２時間の所です。
昭和４８年東京都内の病院に就職するが一身上の都合により退職する。
昭和４９年東京都荒川区の小学校の学校栄養職員をスタートし、荒川区には、
小学校・中学校合わせて、１３年間勤務しました。
１３年間の間には、結婚、２回の出産と子育てしながらの勤務は大変でしたが、
職場の方々や同じ栄養士仲間に助けられて何とかやってきました。
その後、渋谷区の小学校に異動し、４校２３年間勤務しました。
渋谷区の最初の学校H校では、最初の頃は新メニューを入れておいしい給食づくりに
励んでいましたが、途中から突然、２つの目的をもって仕事に励みました。
１つ目は、東京都教育委員会から学校給食優良校に選ばれ表彰されること。
それが達成されると、次は、文部大臣に給食優良校として表彰をされたいと強く思い、
無我夢中で頑張ったことを思いだします。
あの時は、若く、目標が明確化されるとそれに向かって突っ走るタイプだったようです。私って！
今は、すぐに疲れてしまい全然頑張れません。
すぐにまっいっか！です。
渋谷区２校目T校は、私にとってはステップアップでした。
T校は、校内研究が「健康教育」でした。
この学校では、「ひとりひとりがめあてをもって取り組む健康教育」として、日々研究し、
東京都内の学校に向けて６年間在職中に研究発表を２回行いました。
子どもを健康に育成し、一生涯、心身共に豊かに過ごすためには、どのように
取り組んだら良いのか？ということを一から勉強させていただきました。
３校目のS校では、たくさんの方々に出会いました。
食に関する方々や海外からの視察の方々など。
前文科省の学校給食担当田中延子調査官もその一人です。今でもご指導をいただいています。
このころから、味覚教育協会 内坂芳美会長やフレンチのシェフで有名なミクニシュエフとも
知り合うことができ、「味覚の授業」を１０年間行い続けることになりました。
給食では、味覚にこだわり、味覚の幅を広げるために、いろいろなメニューを出すように
心がけました。
また、今月、私は、「味覚の授業セミナー」に参加して、アニメーターの資格を取得しました。
今年の秋には、どこかの学校で、味覚の授業をシェフやパテシエとやれるといいです。
４校目のJ校では、私は、この学校が最後の職場になるのだな～と思い、集大成のつもりで、
今まで取り組んできた食育を始めていました。
しかし、１年間の在職で学校栄養職員を退職となりました。栄養教諭として目黒区に行くことになったのでした。
平成２２年４月、東京都の栄養教諭となり目黒区の小学校に行きました。
たった３年間でしたがたくさんのことを学びました。５・６年間勤務したと思うほどに
充実した日々でした。
栄養教諭として配属されたので、校内で食育を推進するのに理解が得やすく、予想以上にたくさんの実践ができたと思っています。最初の頃に、担任から、うちのクラスにはいつ来て食育の授業をしてくれますか？待っているんですけど・・・と言われた時はとても嬉しかったです。
私は、３年間の間に、栄養職員の時に実践してできた給食（食育）を出し切るようにしましたが、やり残したものもあります・・・残念！
とってもとっても、目黒区の方々にはお世話になって、３月に退職しました。
趣味
①旅行
国内は、愛犬のリリーを連れてどこでも行く。
リリーは、イタリアングレーハウンドの美犬。
海外は、友人や一人で行く。特に、ヨーロッパが好き。
②ガーデニング
お花が好きで、若い頃花屋さんになろうかな？と思った時期もあった。
今は、自宅の狭い庭やベランダで花の手入れをしている時、心が和む。
③ワインとチーズ
おいしいワインを飲みながらチーズを食べている時が一番幸せを感じる。
ワインセミナーに行ってワインについてもっと詳しくなりた～い。
④スポーツ観戦・ライブ
サッカー観戦やライブに行き大声を出して応援したり、歌ったりすると
ストレスが解消するのか？元気になる。
おkayuを始めた理由
３９年間学校給食（食育）に携わってきたので、これからも子どもたちの
「食の自立」のために、同じ栄養士仲間や食に興味のある人たちと情報交換するなどの
活動をしていきたいと考えました。
おkayuを通して学校給食（食育）への思いや願いが語られることにより、
疑問が解決されたり、癒されたり、意欲につながっていけたらいいなと思っています。
