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ダイエット(第6号)

これまでのまとめ・・・・その前に野菜って?

(第6号 2014年2月3日)

野菜の分け方は、厚生労働省・総務省・農林水産省などの基準で変わります。
詳しくは・・・こちら→「Wikipedia
科学技術庁の五訂成分表では野菜は食品番号の先頭が06から始まる食品ですね。
では、農林水産省での野菜は①~⑥のどこまでとなっているでしょう?

  • ①じゃが芋 
  • ②かぼちゃ 
  • ③すいか 
  • ④いちご 
  • ⑤バナナ 
  • ⑥キウイフルーツ 

昨年、NHKで同じような問題がだされゲスト達も???。
もちろん私も???でした。

正解は④いちご。

農林水産省では、④いちごまでを野菜として扱っています。
つまり、一年で枯れてしまう植物は野菜として取り扱っているのです。
厳密にはWikipediaをご覧下さい。

多くの人は(栄養士などの専門職を除く)じゃが芋や枝豆などは野菜と思っています。
先日このコラムを見て「野菜食べ」を始めた方と電話で話す機会があり食事内容を聞いて

「あっ!いけない・・・」

と説明不足に気が付きました。
その方はポテトサラダを先に食べていたからです。

何人かの会社員(男女)や近所の女性に
「じゃが芋や枝豆などは野菜だと思いますか?」
という質問をしたところ、ほぼ全員の答えが野菜と返ってきました。

芋類は野菜に入らないこと、じゃが芋や里芋、長芋などの芋類はこんにゃくを除いて
糖質が高いことを説明していなかったことに気づきました。
このコラムで最初に説明しておかなければいけなかったのですね。

芋類の糖質量(100g当たり)
食品No食品名炭水化物食物繊維糖質
0203000米でん粉89.389.3
0203600くずきり(乾)87.70.986.8
0203800タピオカパール(乾)86.786.7
0203500とうもろこしでん粉86.386.3
0203200サゴでん粉86.186.1
0203100小麦でん粉86.086.0
0202900くずでん粉85.685.6
0202800キャッサバでん粉85.385.3
0203300さつまいもでん粉82.082.0
0203400じゃがいもでん粉81.681.6
0203900緑豆はるさめ(乾)84.63.780.9
0202100乾燥マッシュポテト82.86.676.2
0200900干し芋71.95.966.0
0202000フライドポテト32.43.129.3
0200600さつまいも(塊根、生)31.52.329.2
0201300みずいも(球茎、生)27.62.225.4
0202600じねんじょ(塊根、生)26.7224.7
0202500やまといも(塊根、生)27.12.524.6
0202700だいじょ(塊根、生)25.02.222.8
0202200いちょう芋(塊根、生)22.61.421.2
0201500やつがしら(球茎、生)20.52.817.7
0201700じゃが芋(塊茎、生)17.61.316.3
0200100きく芋(塊茎、生)15.12.013.1
0202300ながいも(塊根、生)13.91.012.9
0201000さといも(球茎、生)13.12.310.8
0200300板こんにゃく2.32.20.1

この表の通り「こんにゃく」を除き糖質量が多いことがわかりまね。
今日から芋類はこんにゃくを除き野菜の仲間にいれないで下さい。
それなので芋類は野菜食べ後に摂るようにして下さい。
説明不足ですみませんでした。

参考までに糖質の多い食品は、100gの糖質が氷砂糖、金平糖、きび砂糖、中ざら糖、
白ざら糖、グラニュー糖で上白糖は99.2gです。

菓子類では、ドロップ98g、板ガム96.9g、甘辛せんべいは85.7g、
ショートケーキ46.5g、ホットケーキ44.3gです。

穀類をみると、スパゲティ(乾)・マカロニ69.5g、うどん(生)55.6g、
中華めん(生)53.6g、そば(生)51.8g、蒸し中華めん36.5gです。

これまでのまとめ

第2回で、糖質が多く含まれている野菜があること。
サラダにかけるドレッシングや煮物、漬物に使われている砂糖に気をつけることを書きました。

第3回で、糖質を減らすと体に入るエネルギーが減少することや「野菜食べ」からの
メリットを書きました。  

-復習ですー

  • 生野菜は硬いのでよく噛む習慣がつく(習慣がつかない人は一口食べたら箸を置くとよい)
  • 1口食べるのに30回噛むのが理想
  • 野菜は食物繊維が豊富でその食物繊維が腸壁を刺激して腸のぜん動運動を活発にさせる。
  • 腸内の脂肪分子を食物繊維が排泄してくれることやアルギン酸が腸内細菌のバランスを保ってくれること。

一回で摂る野菜の量は茹で野菜なら「片手に乗るくらい」
生野菜なら「両手に乗るくらい」を目安に。もちろん砂糖抜きのドレッシングで。

第4回で、糖質の大切さと肝臓が糖質を貯えられる許容量のことや、食事をする間隔などの
大切さについて書きました。
覚えていますか?

第5回で、「今からできそうなダイエットのこつ」を伝授。
また私が気をつけている食習慣・生活習慣などについて書きました。
忘れていたら見て下さいね。

S区の男性30?才のサラーリーマンの方からこんなメールを頂きました。

母親がこのコラムを見ていて野菜から食べる方法を説明してくれたのを
きっかけに、昨年の9月末から野菜食べを始めました。
野菜を食べたあとは好きなものを食べているのに3ヶ月で体重が5kg減りました。
もうびっくりデス。これからも続けていこうと思っています。

さっそく実践して成果が出たのはうれしいことです、ぜひこれからも続けて下さいね。

一方で、だめ!出来ない!無理!という声も聞こえてきます。
何年で今の状態になったのでしょう?元に戻すにはその年月だけかかると思って、
あせらず一歩一歩(一口一口かな?)ゆっくりとすすめましょうね。

次回は、和歌山県のOさん夫妻からの電話内容を紹介したいと思います。

*Wikipediaから
野菜は一般には食用の草本植物をいう。
ただし、野菜の明確な定義づけは難しい問題とされている。
園芸学上において野菜とは「副食物として利用する草本類の総称」をいう。
例えばイチゴ、スイカ、メロンは園芸分野では野菜として扱われ、
農林水産省「野菜生産出荷統計」でもイチゴ、スイカ、メロンは
「果実的野菜」として野菜に分類されているが、青果市場ではこれらは
果物(果実部)として扱われ、厚生労働省の「国民栄養調査」や
日本食品標準成分表でも「果実類」で扱われている。

また、日本食品標準成分表において「野菜類」とは別に「いも類」として
扱われているもの(食品群としては「いも及びでん粉類」に分類)は一般には
野菜として扱われている。
また、ゼンマイやツクシといった山菜については野菜に含めて
扱われることもあり、木本性の植物である
タラの芽やサンショウの葉も野菜の仲間として扱われることがある。
さらに、日本食品標準成分表において種実類に分類される
ヒシなども野菜として取り扱われる場合がある。
日本では慣用的に蔬菜(そさい)と同義語となっている。
ただし、「蔬菜」は明治時代に入ってから栽培作物を指して用いられるように
なった語で、本来は栽培されたものではない野菜や山菜などと厳密な区別があった。
しかし、その後、山菜等も栽培されるようになった結果としてこれらの厳密な区別が困難になったといわれ、「野菜」と「蔬菜」は学問的にも全く同義語として
扱われるようになっている。
そして、「蔬菜」の「蔬」の字が常用漢字外であることもあって一般には
「野菜」の語が用いられている。
なお、野菜は青物(あおもの)とも呼ばれる。

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