東京の幸さんへ
私も以前は、バナナを給食に出すのに抵抗がありました。それは、大井ふ頭へ輸入食品の船便入荷状況を見学に行って目にしたことからです。
大きなコンテナにたくさんのバナナケースが積まれて、燻蒸されます。噴霧された薬が落ち着くまで、コンテナは開けないとのことでした。たしか
一晩おくとか聞いたような。コンテナを開け、ケースを出すときは、防毒マスクをつけての作業だそうです。そういえば、バナナの入っていたケース
をかぶって遊んでいた子供が、気分を悪くしたという記事を「食べもの通信」で見た覚えがあります。そんなことがいろいろ騒がれていた、昭和55年から
平成5年ごろは、バナナを極力出さない方向でいました。
消費者団体や生活クラブなどが推進・支援していた、ネグロス島で栽培しているバナナの共同購入ができるようになり、4・5年は購入していました。
その後は、異動先の区で参考献立などにバナナが使用されていたのですが、自分の学校ではフルーツポンチなどにたまに入れる程度の使用でした。
余談でしたね。
フルーツポンチに入れる時は、フルーツの缶詰も使用したのでその缶汁や砂糖水(シロップ)に漬けていましたが。あまり参考になりませんね。
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