ESさんへ
夏休みが終わり、学校が始まりましたね。お忙しくされていることと思います。お弁当の準備も始まっていますか。注文はもう済んでしまったでしょうか。遅くなりましたが、参考になればと思い、投稿します。
1.献立とともに重要なのが、お弁当容器です。さまざまなものがあるので、大まかな献立が決まったらぜひ、容器を取り寄せて献立案を詰めていきましょう。お弁当の仕切りの大きさにより、料理の分量を変えなくてはいけないことも出てきます。容器の価格もバカにならないので、つめ方も併せて考えるとよいと思います。
2.お弁当は、なんといっても詰める時間の確保が必要です。そのため、通常の給食と違うのが料理の仕上げ時間です。調理時間が同じくらいのものを選ぶより、早くできるものと少々時間のかかるものを組み合わせるほうが良いと思います。順番に詰めていけるよう、作業工程を頭に描いて献立を考えましょう。
3.献立例
安いお弁当:「焼きそば弁当」
*焼きそば(肉はひき肉にし、野菜は通常より小さめに切って、量を多めにする。)、ミニウインナー(ボイルして、ケチャップ・ソースをからめる)、ブロッコリーとカリフラワーのマリネ風、くだもの( 生プルーンまたは巨峰)
*容器は仕切りなしのフタ一体型、マリネとくだものは、アルミケースに乗せ詰める。
まぜずし弁当:「五目寿司弁当」
*五目ずし(具は、炒り卵を含め種類を多くする。)、里芋の柚子煮、、きゅうりのマリネ、プチトマト、菊花みかん
*容器は、大小仕切りありのフタ別型。
焼き魚弁当:「鮭弁当」
*白飯(またはきびごはん)」、鮭の塩焼き(ご飯の上にのせるか仕切りに入れるかで、鮭の大きさやカットの仕方を考え注文しましょう)、切り干し大根煮(またはひじき煮)、里芋の炒り煮、浅漬け(かぶや 大根ときゅうり、赤パプリカ少々)、早生ミカン(弁当には詰めず、別だし)
* 容器は、大小仕切りありのフタ別型。
4.詰める量を把握して、里芋の煮物・きゅうりのマリネなどは、一人何個ぐらいと指示することが大切です。ひじき煮などはアルミケースに分量を決めて入れます。数物は、大きさにより足りなくなる恐れがあるのであとであわてないよう、切る時、きちんと数えて人数分足りるよう用意しましょう。
5.衛生面に十分注意。料理出来上がり時間からつめ時間完了までが、長くならないように注意しましょう。
以上、献立以外のことまで思いつくまま書いてみましたが、参考になるでしょうか。どうぞ、手際よくお弁当給食ができますように、子どもたちが喜んでくれますように。
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