夏休みをお元気に過ごされていますか。
返事が遅くなり申し訳ありません。
魚の骨については、どの学校の栄養士も気を使っていると思います。
魚の骨といえば、こんな思い出があります。今から30年前のことです
給食に魚のフライを出したところ、保健室に魚の骨をのどにひっかけた子が何人か来たことを知りあわてて放送室に行き、「きょうの魚には、骨があるので気を付けて食べてください。」とアナウンスしました。その後、保健室に来た子はいなかったのでほっとしましたが、昼休み職員室に戻ってきたベテランの男の先生からこう言われました。「お昼の放送面白かったね。今日の魚には骨があるって、普通、魚には骨があるのが当たり前なのに。」と。言われてみればその通り、恥ずかしくなりました。それから、魚の食べ方―骨を選り分けて食べることの大切さを伝えていくことも重要だと考えるようになりました。
当時は、魚離れにブレーキをというキャンペーンを立ち上げていた経過もあり、その原因のひとつである「魚の骨」にはかなり気を使っていました。切り身の注文でも骨がないものをとお願いしていましたし、その日も放送した後、業者に電話で厳しく指摘し依頼したと記憶しています。
現在も給食現場では、魚の骨に苦労しているのではと推測します。
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