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アラカルト第7回

生姜

生姜と聞いてどういったイメージを持たれますか?
私が思いうかべたのは

  • 1.漢方薬にも使われている「健康に良い食材」
  • 2.香りがよく食欲を増進させ夏バテ予防に良い
  • 3.殺菌作用がある
  • 4.いろいろな使い方ができる(料理だけでなく飲み物や漢方薬にも)
  • 5.栄養価が高い

などなどですが皆さんはいかがですか?

5の栄養価が高いってあいまいな表現ですよね。
私が独自に成分表から一つだけ栄養素を選ぶならと考えて分析してみたのですが時間がかかりそうなので、酵素を活性化するミネラルのMz(マンガン)について調べてみました。
他にもいろいろ調べてみたかったのですが時間があるときに挑戦してみたいと思います。

Mz(mg)を多く含む食品を抽出してみました。
結果は「」 

クローブ(粉)、玉露(茶)、せん茶(茶)、シナモン(粉)等の上位は乾燥品なので生では2番目に多い食品となりますが「あゆ・天然・内蔵・焼」は普通に食べないので生姜が一番といえますね。

そもそも生姜ってどこから日本に来たの?
ウィキペディアで調べてみたのですが熱帯アジアが原産という説が有力だそうですが、野生に生姜が発見されたことがないので厳密には原産地は特定されていないそうです。

根生姜・葉生姜・矢生姜[ソースを編集]
ショウガは栽培・収穫方法により根生姜、葉生姜、矢生姜(軟化生姜)に分類される[7][8]。

  • 根生姜ー地下の塊根部分を食用とするもの[7]。
  • 葉生姜ー根茎が小指程度の大きさにまで成長した段階で葉が付いたまま収穫したもの[7][9]。
    葉生姜の一品種として谷中生姜(東京都荒川区東日暮里・西日暮里の旧地名である谷中本村に因んだもので、この種の生姜がかつて特産品だったことによる)がある。
  • 矢生姜ー軟化栽培し15cm程度に成長したところで太陽に当てて茎元が紅色になったところを収穫するもの[7]。筆生姜、芽生姜、一本生姜、軟化生姜ともいう[7][9][8]。「はじかみ」として焼魚の添え物(艶やかな色合い・毒消し・香り付け)として重宝されている[7]。
  • 大生姜ーショウガの晩生種。1個の大きさが1kgにもなることがあり品種としておたふく・印度などがあり国内生産量の93.6%を占める(2009年生産流通消費統計課)
  • 中生姜ーショウガの中生種。1個の大きさが500g前後で品種として三州生姜・黄生姜などがある
  • 小生姜ーショウガの早生種。1個の大きさが300g前後で品種として金時生姜・谷中生姜などがある

いろいろな記述があったなかで「14世紀のイギリスでの相場はショウガ1ポンド(約450グラム)でヒツジ一匹の価格に相当した。
ヨーロッパ人が植物としてのショウガを初めて見て記録したのは、13世紀にマルコ・ポーロがインド・中国で見た時のものが初めてであるという。
15世紀末に新大陸が発見されると、ショウガはすぐに栽培作物として持ち込まれ、16世紀半ばには西インド諸島はショウガの産地となった。

※出典 ウィキペディア「ショウガ」より

という記事が印象に残りました。

普段食べている生姜と新生姜ってどう違うの?

ひね生姜ひね生姜

写真は「ひね生姜」で収穫後2~3ヶ月貯蔵してから出荷され新生姜は収穫後すぐに出荷されています。
玉ねぎも新玉ねぎはみずみずしく生で食べても辛みが少ないですよね!新生姜も水分をたっぷりと含んでいるので辛みが少なく独特の刺激の強い香りも少ないので生姜自体が美味しく食べられます。
もうひとつ、美味しく食べられる理由としては、食物繊維がまだ柔らかいので歯ごたえとして楽しむことができることもあげられると思います。

「新生姜」
新生姜

いつも目にしているヒネショウガは渋いルックスをしていますが、新生姜は色合いが可愛くて、いかにも柔らかそうですよね!

しょうがの特徴のある成分について簡単に書いておきたいと思います。
辛みの成分は「ショウガオール」、「ジンゲロール」という名の精油成分の栄養素です。食べると独特の辛みを感じると思いますが、それはこの栄養素によるものとされています。
おろしたり加熱することでこの成分は増加するそうです。

食べて口の中に入れた直後ピリッと感じる辛さは「ジンゲロール」で「ショウガオール」はじわじわと口の中で広がる辛さが特徴だそうです。
この辛み成分「ジンゲロール」、「ショウガオール」には血行を促進する作用や、体を温める働きがあるほか、新陳代謝を活発にし、発汗作用を高める働きもあります。
また、強い殺菌力があるのもこれら辛み成分の特徴としてあげることができます。
しょうがの香り成分の一つである「シネオール」は食欲増進の働きがあります。
また、疲労回復・夏バテ解消に役立ち、健胃・解毒・消炎作用もあると言われています。

これら辛み・香り成分には抗酸化作用があり、老化を防ぎ、がんの発生・進行を防ぐ効果があるともいわれていて、中国では漢方薬として用いられ、生のしょうがを生姜(しょうきょう)、乾燥したものを乾姜(かんきょう)と呼び、その薬効は、吐き気止め、風邪、鼻づまり、冷え、頭痛、咳、食欲不振の改善などが挙げられます。

そのほかにも「がん対策になる」「抗酸化作用がある」「膝痛を防ぐ」「吐き気をとめる」「血圧に効く」「コレステロールを下げる」などと言われています。

先日のTVで生姜をいっぱい食べている人たちは膝痛がないと放送されていたのが印象的でした。

学校給食でも生姜を使った料理がありますよね。
私が小学校に勤務していた時の料理登録から抜粋してみました。
」 

日本料理では千切りにして見た目にも美しい盛り付けに使われたり、すりおろして醤油と和えて使う、細かく刻んでカレーや炒め物にも使われています。
地方によっては独特の使い方があるようで、姫路市ではおでんを生姜醤油で食べていたり、青森市では生姜味噌で食べる習慣があるそうです。
皆さんの地域や家庭では生姜をどういった食べ方をしていますか?
ぜひ教えていただきたいと思います。
メールは「こちら」から 

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